風刺コントに右翼の攻撃 | |||||||
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今日(12月18日)の東京新聞の朝刊の21面の『創』編集長 篠田博之氏の「週刊誌を読む」というコラムで劇団「他言無用」が「週刊新潮」に掲載された「皇室中傷芝居」の記事で右翼の攻撃にされされていると書かれている。私は前回の記事で詳しく書かれていたのを読み、驚いた。
「新潮」の記事は新聞の広告で見出しだけ読み、ひどいなあと思っていた。ニュースぺーパーやその出身の人たちの「さる高貴なご一家」の物まねコントは色々な集会で超ウケしていたはずだ。私も大好きでコントが見たくて集会に行ったり もしていた。固い講演や集会の中での楽しみのひとつだ。やり玉にあげられたのは「週刊金曜日」主催の「ちょっと待った!教育基本法改悪 共謀罪憲法改悪 緊急市民集会」である。 その場はそのコントが始まると「凍り付いた」らしい。私はその集会には行ってないが、そんな集会で凍りつくだろうか。爆笑の間違いでしょうに。私が見てきた皇室の物マネコントは、もう出てきただけで参加者は笑っていた。参加した人がいたら、ぜひ真実を教えてほしい。 問題なのは「週刊新潮」の記事だけでなく、その後に劇団「他言無用」や週刊金曜日に対して、右翼の攻撃があり、劇団「他言無用」が名古屋講演を中止に追い込まれたことだ。篠田さんも書かれていたと思うが、講演中止の判断をしたことは本当に残念だ。右翼の攻撃に対して、劇団や「週刊金曜日」は抵抗できなかったのだろうか。「表現の自由」は守りきれなかったのだろうか。 どうにも信じがたい記事の影響で風刺コントをやる劇団の講演が中止になった事を許していいのだろうか。教育基本法改悪・共謀罪反対の立場で集会に参加した人たちは黙って見ているつもりだろうか。 昨日はレイバーフェスタで労働運動文化を伝えるイベントをした。しかし、このような形で文化が潰されていく事を黙ってはいられない。フェスタでもお笑いがあってもいい、という話は以前にもあった。来年はぜひ劇団「他言無用」を呼びたい。いや、もっと早くどこかの集会で彼等の皇室コントを見たいし、呼びたい。色々な集会で彼等を呼んでどれだけ「凍り付く」ものか見てみたいので、ぜひそういう集会を主催される方には積極的に「風刺コント」支援をしていってほしいと思う。 A.H出版労働者 Created by staff01 and Staff. Last modified on 2006-12-19 07:37:08 Copyright: Default |