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拉致事件について率直に語ろう | ||||||
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*amlメーリングリストより 僕は木下昌明さんの拉致事件に関する、率直な意見表明に敬意を表する。 なぜなら、世間に、この問題に関して率直に語ることを阻む、 何か異様な雰囲気があるからだ。 そう、拉致被害者家族会の言動に異を唱えると、なにか“非国民”とでも言われそう な雰囲気である。 勢い、この問題に関する議論がなおざりになる。 議論がなおざりになるということは、この問題が少しも進展しないということに等し い。 あらゆる方面からの議論があってはじめて、その方策は成熟していく。 たとえば、日本政府は大戦中とそれ以前において、拉致事件など比較にならないほど 大規模な強制連行を始めとして、様々な抑圧を朝鮮や中国に対して行ってきたが、こ れを本当に自己検証し、本当に罪を償ってきたかと言えば、大いに疑問が残る。 拉致事件を解決するには、まず日本側が過去の自らの行為に関して率直な態度で臨ま なければ、北朝鮮だって納得しないだろうし、また韓国だって中国だって事件解決に 向けて日本と足並みを揃える気にはならないだろう。 しかしこんな意見が迂闊に吐露できない雰囲気が、このMLにおいてすらある、と僕は 思う。 いま日本の中にある雰囲気は、アメリカと同じ、北風政策一本槍である。北風なら北 風でもいいが、その前に自分の姿勢を正さなければ、誰に対してもどこに対しても何 の説得力も持ち得ないのは、国際問題に限らず個人の領域でも同じである。 このMLでも拉致事件に関して思うところがあれば、それを率直に述べ、意見を交わす ことが大事で、それによって初めてそれぞれの人々の間で、この事件に関する言葉が 豊富になると思う。 その意味で、横山恵さんのメールは、何ら意見表明せず、ただ拉致被害者家族の発言 内容だけを送ってきたり、拉致事件において北風政策を前面に押し出すサイトのリン クを張り出してきたり、といった行為は、なにか議論抜きで「これが正しいんだぞ」 と押し付けてくるようで、はっきり言って、不愉快である。 いずれにしても、みんな、もっと率直に語り合おうではないか。 ◆◆◆◆◆◆◆◆ Created by staff01. Last modified on 2006-05-05 12:52:11 Copyright: Default |