9・15集会の感想〜労働運動よ変われ! | |||||||
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松原です。以下、9/15集会「対談」の感想です。 9月15日の「鉄建公団訴訟1周年」集会で、佐高信さんと加藤晋介さんの対談「一刀両断! 台頭する国家主義」があった。とても面白かった。話は、ほとんど演題から離れて「労働運動よ変われ!」という内容だった。時代がこれだけ悪くなっているのに、運動が拡がっていかないのは、運動側に問題があることは間違いない。それをビシビシと突いていた。 佐高さんは、国鉄分割・民営化時の山崎国労委員長の話を出して「あの人はいい人だった。でもいい人では勝てない。いい人の前には“どうでも”がつく場合が多い」と笑わせる。そして、権力とたたかうには「疑う」「ウソをつく」「逃げる」ことが大事。つまり「もっとしたたかになれ」ということだった。また「組合幹部の演説はどなってばかりで面白くない。若い人は二度と来なくなる」とか言いたい放題。 でも労組関係者の多い聴衆は、佐高さんの提起に耳をそばだてていた。ここに集まっている人たちは「四党合意」(組合幹部の裏切り)を乗り越えて、一人ひとりが主人公の運動を作りなおそうとしている人たちだから、当然かもしれない。この日は、サイクルキャラバンの到着あり、韓国山本労組のシュプレヒコールあり、趙博の歌あり、ビデオあり、と本当に楽しかった。じつに「自由」な空気が流れていた。「くらい・ダサイ・固い」労働運動から「明るい・楽しい・やわらかい」運動へと変わりつつあることを実感した。 Created by staff01. Last modified on 2006-09-17 20:09:45 Copyright: Default |