また来年もともに闘おう〜靖国キャンドル行動最終日 | |||||||
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*写真はレイバーネット編集部 ↓靖国神社前座り込みを終えて早朝デモに合流した台湾代表 ↓「次の首相が参拝したら、来年は靖国神社に突入する」と発言するチワスアリさん ↓怒りのシュプレヒコール ↓デモでのエール交換〜手前韓国代表団・むこう台湾代表団 ↓ヤスクニノーの声が銀座をこだまする ―――――――――――――――――――――― ↓国家主義の亡霊復活を許すな!(8月15日の靖国神社) ―――――――――――――――――――――― 会員の稲垣です。 平和の灯を!ヤスクニの闇へ キャンドル行動、最終日の報告です。 小泉が7:40に侵略神社、ヤスクニを公式参拝するという報道がマスメディアを通じて垂れ流されていた早朝、台湾から来日していた台湾原住民達は、千鳥ヶ淵からできるだけ祖霊が拉致されているヤスクニに近いところに結集して、先祖の魂を返せ!と訴えた。小泉が参拝するまで行動は続けられました。実行委員会からも事務局長をはじめ多くの日本人参加者が、小泉の参拝に先んじてヤスクニに対する行動に参加しました。 その後8:30に東京中央区の坂本町公園にあつまった台湾、沖縄、日本の仲間達は、小泉首相のヤスクニ参拝に抗議するデモを行いました。デモ行進の途中から韓国のグループが合流しました。最終的には500人以上のデモ参加者が、首相参拝は戦争への道、憲法改悪反対、台湾・韓国の合祀を取り消せ、などを各国語で訴えて、金融街の茅場町、東京駅、銀座などをデモ行進しました。小泉首相が参拝したということもあり、注目度は断然でした。喜んでいいのやら。とはいえ、首相参拝直後の反対行動の取り組みとしては「大成功」でした。 デモ解散地点の日比谷公園では、韓国や台湾からの参加者が、小泉首相の参拝を厳しく批判し、合祀取り下げ、祖霊を取り戻すまで、何度でも日本にやってくることを訴えました。台湾の立法議員のチワスアリさんも「小泉の参拝を許さない。来年も祖霊を取り戻すためにやってくる。ともに闘おう」と参加者全員に対して力強いメッセージを訴えました。 デモの途中、香港紙の記者に、なぜ靖国神社に反対するのか、と聞かれました。僕は、まず首相の参拝の不当性、そして台湾・韓国の遺族の要求の正当性を訴え、この問題を解決しない限りは、東アジアの民衆が、国境と政府に分断されて連帯することができないから、ヤスクニに反対するんだ、と応えました。 8月11日から始まったキャンドル行動、つたない呼びかけに応えて参加してくれた皆さんと、同じ時間を闘いの仲で共有できたことに感謝するととともに、この行動をつくり上げてこられた皆さんにも感謝。 しかし小泉はヤスクニ参拝を強行し、台湾、韓国の遺族の要求は実現されていません。台湾、韓国の遺族と結んだ日本での取り組みも継続されるでしょう。2006年夏、東アジア民衆の連帯を改めて感じることのできた5日間でした。 小泉首相はヤスクニ参拝を強行しました。ですが東アジアの民衆のキャンドル行動のなかで、この極めて重要な局面を迎えることができたことは、今後の取り組みの方向性を考えるきっかけになりました。 午後からは、反天皇制連絡会による集会とデモに参加。デモに対する右翼の襲撃は大変なものでした。デモ隊も負けじと「侵略神社靖国はいらない」「戦争と天皇制はもうごめんだ!」と街頭の人々に訴えました。 Created by staff01 and Staff. Last modified on 2006-08-19 09:20:29 Copyright: Default |