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「仲間を返せ」国際共同行動

12月29日、香港WTOの時に香港警察に拘束された仲間を取り戻すための 国際共同行動が世界各地で取り組まれた。

東京行動ビデオ (WindowsMedia 約6分)

東京では支援者40人が中国大使館前で抗議行動を行った。 しかし、この抗議行動に対して警察は何の理由も示さないまま中国大使館に通じる道路を塞ぎ、抗議者を殴り、器物を破損するなど、香港警察を彷彿とさせる過剰な警備で抗議の声を圧殺しようとした。結局、5人の代表者が抗議書簡を渡すために大使館に向かったが、警察は何の根拠も示さないまま「抗議書簡の投函」に対してさえ執拗に妨害を続けた。 5人の代表者を含む40人の抗議者は、大使館から100メートルほど離れた場所で抗議のシュプレヒコールを上げ、解散した。

また、この過程で警察はレイバーネット日本の取材行為を妨害し、人々の知る権利、報道の自由を深刻に侵害した。これに抗議したところ、警察は「正規のプレスではない」という理由を上げたが、報道の自由とは、警察とグルになって密室で記事を作り、警察に都合のいい「報道」を続ける「正規のプレス」だけに認められるものでは決してない。 人々の目を遮断し、人々の口を塞ぎ、何が行われているかがわからない疑似的な密室状況の中で警察が何の根拠もなく、人々の権利を不当に侵害していることに対して強く抗議する。 外国の権力により不当に拉致され、いまだに帰国できずにいるわれわれの仲間を返せという抗議を圧殺し、その行動を知らせようとする行為さえ根拠なく妨害する、そんな暴力装置に守られて世界の民衆を苦しめる「WTO」というものの醜悪な正体を目の当たりにするようだった。

なお、この日の行動は国際統一行動の一環として取り組まれた。 11人の起訴者を出した韓国では、ソウルの中国大使館前で抗議の記者会見(起訴取り下げ、即刻帰国を保証しろ)が開かれた。 香港では、九龍で抗議集会が行われ、抗議声明が発表された。 また大阪では拘束者のN氏が所属する関西の野宿者支援グループが抗議行動を行った。

プラカード (プラカード)

警察の妨害 (警察の妨害)

抗議者たち (抗議者たち)

横断幕 (横断幕)


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