ゼッケン処分を受けた根津公子さんの報告 | |||||||
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皆様
根津公子です。 今日12月1日、夏に強行された「再発防止研修」時にゼッケンを着用したこと等で処分が出ました。 急なお願いにもかかわらず、たくさんの方が当該への激励および、都教委へ抗議するため駆けつけてくださいました。皆様、ありがとうございました。 処分の内訳は次のとおりです。 ◆減給6ヶ月=高校教員1人(9月初めに強行された、減給以上の人が対象とされた「再発防止・専門研修」の日、授業が5時間詰まっているので、授業を優先したい、他の日にしてほしいと申し出たことが、受講拒否とされた) ◆減給1ヶ月=根津(ゼッケンを着用したこと、および、ゼッケンを何故外さなければいけないかの説明を求め続け、進行妨害したとし、職務専念義務違反とされた。事実は、「ゼッケンを外してほしい」と「お願い」されただけ。質問をしたが答えてくれないので答えを求め続けただけ) ◆戒告=小学校4人、高校5人(ゼッケン着用7人、文字入りTシャツ着用1人、鉢巻着用1人) 都教委は、「君が代」不起立・不伴奏で3〜5月に処分をしたにもかかわらず、転向を強要する「再発防止研修」を強行し、さらに今回の処分をしたのですから、同一の件で3度の弾圧を繰り返したことになります。許されることではありません。 今日感じたことは、処分発令の今日の対応においても何か引っ掛けられることがあれば引っ掛けたいという態度に出たことでした。校長、区市教委の責任者(=立川市教委は課長)が同行したのですが、処分書受け渡しの建物に入って私がゼッケンをつけていたら、市教委課長は校長に私がゼッケンを外すように職務命令を出させました。処分書受け渡しの部屋に入って、「何故ゼッケン着用が処分対象になったか説明してほしい」「抗議文を読み上げるから聴きなさい」と言ったことに対しても、都教委・市教委ともに校長にそれを禁止する職務命令を出すよう指示しました。こんなことで処分されるのは割が合わないので、回避しましたが、引っ掛け処分を狙ったのだと思います。他の人たちも何人かが同様の対応をされたそうです。 第一、今日12月1日はボーナス支給の基準日です。11人のボーナスを減らす嫌がらせをするためにこの「日の丸・君が代」を選んだのですね。私は6月のボーナスも、6月1日は停職期間中だったので、ボーナス支給なしでしたが、こういう意地悪も最近始めたことです。 一つ成果です。私たちが建物の前で激励・抗議行動をしているのを封鎖のチェーンをし切りにして都教委職員たち10〜12人が私たちの目前で監視と警備をしていました。建物の中ではやはり10人くらいの職員が同じことをしていました。いつもの光景です。建物の中の一人が、私たちを写真に撮ったことに一人の仲間が抗議し、抗議の声が大きくなり、仲間の一人は110番通報をしました。どうなることかと思いましたが、最終的には警官が都教委の役人から、そのフイルムを没収し、感光させてしまいました。警官の職責を奮い立たせる働きかけをした結果です。都教委はどんなにか、腹を立てたことでしょう。 お礼とご報告まで。 Created by staff01. Last modified on 2005-12-02 11:32:37 Copyright: Default |