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自衛隊は今すぐ帰ってこい!1万2,000人がシュプレヒコール

13日、“守ろう!平和といのち2・13大集会”に参加 した。ちょうど18時30分に明治公園に着くと、公園内 はまだ人がまばらな感じだった。それでも、組合の ノボリを探して、たどり着く頃になると、人ごみで 動くのが大変になった。「毎週毎週、お互いご苦労さ まですよね」などと知り合いに挨拶しあう。「今日も ローソクあるよ」と渡され、そのまわりだけキャンドル デモ状態に。集会は、開会のあいさつに続き、Chance!の 女性から「勝利するまで闘い続けよう」というアピール、 共産党の志位和夫委員長、社民党福島瑞穂党首の発言が あった。民主党は“有志”の議員の方が「民主党が一丸 となって闘うかはわかりませんが、がんばりましょう」 と発言し、参加者から失笑とブーイングを受けていた。 全港湾の労働者からは「私たちの職場である港湾は海外 貿易の拠点であり、軍艦、武器を運ぶ輸送艦の為の戦場 に向かう基地ではない。また、政府は私達に軍事物資の 荷役をさせようとしている。港の軍事利用に反対し、闘 っている」という力強いアピールに、参加者からは「ヨ シッ」「そうだ!」という声とひときわ大きい拍手が起っ た。今日の参加は全体的にみても、労働組合関係の旗が 多かったと思う。

その後、自衛隊をイラクから撤退させようという集会宣 言が読み上げられ、3月20日の世界同日行動の提起があっ た。集会の最後には「自衛隊は今すぐ帰ってこい」「世界 を平和にしよう」などというシュプレヒコールを行い、デ モへ。

私たちは代々木公園までのデモコースで短かったが、国会 までのデモに参加された方は大変だったと思う。 先週のキャンドルデモもほとんど一般メディアは報道しな かった。今日のデモもテレビでは報道されていない(今の ところ)。港湾労働者は現場で闘っているのに、マスコミ 労働者はどうしているのだろう。それぞれの職場で闘わな いと、手後れになってしまう。そんな局面まで今の日本は きている気がしている。

(出版労働者/A.H)