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News Item heresf0409
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 UNITE-HEREのホテル労働者たちの労働協約改定闘争は、引き続き山場が続いています。ワシントンDC、サンフランシスコ、ロサンゼルスの3都市で闘いが続いています。争点はすでにご報告していますが、協約期間を北米他都市とあわせるために、2006年とすること、賃金引き上げ、健康保険の扶養者分の会社負担など多岐にわたっています。  9月29日、サンフランシスコのホテル労働者たちが2週間のストライキに突入、経営側は、ストライキに突入していないホテルの組合員をロックアウトし、4000名の労働者たちがストないしロックアウトの中で闘いを継続しています。

 ロサンゼルスでは、その動向をにらみながら、いつでもストライキに入れる体制の中で(経営側はスト破りを確保し続けなければならない)、せめぎ合いが続いています。

 10月5日には、2回目の市民的不服従行動がロスのダウンタウンのハイアット・リージェンシーホテル前で取り組まれました。メディア各社と約1000名の組合員、支援者たちが取り囲む中で、交差点に座り込んだ50名のUNITE-HERE役員(次期AFL-CIOの会長選挙に立候補すると言われている統合前のHEREの委員長だったJohn Wilhelmも参加)、組合員、地域の支援者たちが機動隊に逮捕されました。あらかじめロス市警とも打ち合わせ済みの行動ですが、メディアが報道し、組合員、支援者たちが団結を固め、経営に闘う意志を示す場として位置づけられていることがよくわかる行動でした。

 サンフランシスコの2週間のストライキが終了する10月13日にどういった事態になるのか? 経営側がロックアウトを継続するか、一旦闘争は中断するのか、ロスやワシントンもストライキかロックアウトに入っていくのか、注目すべき段階に入ります。

最新情報は以下のホームページで見れます。 UNITE HERE
APWSL日本

高須裕彦 ロサンゼルスから(第14号/2004年10月11日)


Created byStaff. Created on 2004-10-16 17:59:26 / Last modified on 2005-09-05 02:59:59 Copyright: Default

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