ニューヨーク労働者の反戦署名活動〜反WEFプロテストの現場より〜 | |||||||
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ニューヨーク草の根労働者の反戦署名にご協力を!〜反WEFプロテストの現場より〜 以下のものは、ニューヨークのメトロ地区(地下鉄が走っている地域、ほぼマンハッタンと重なる)の労働者の人たちがおこなっている、報復戦争反対の署名運動のビラの邦訳です。テロの現場という、運動を行うには非常に困難なところで2001年9月27日から開始されたこの署名運動では、2002年1月30日段階でメトロ地区の2つの組合支部、15の組合専従、436人の労働組合員、そしてその他の地域・外国の9つの組合、35人の組合専従、307人の個人の署名を集めています。
2001年9月27日 9月11日の出来事は、ニューヨークで働く人々に言語に絶する苦難をもたらした。我々はあらゆる人種、国籍、宗教を持つ友人、家族そして同僚を失った。亡くなった人々のうちのおよそ千人は、労働組合のメンバーであった。そしておよそ一万人のニューヨーカーが失業するであろうと言われている。 我々はこの人類への犯罪を非難する。そして殺された人々を悼む。我々は救助にあたった人々や犠牲者の家族に対する労働者の活発な支援を誇りに思う。我々は亡くなった人々に対してや、安全確保のために道理をつくすことを要求する。 そして我々は、ジョージブッシュの戦争はこれらに応えるものではないと考えている。 9月11日に我々が経験したようなことに誰も苦しめられるべきではない。だが戦争は数え切れない無実の人々を傷つけることに必然的になるだろうし、野蛮な独裁や、深刻な世界規模の貧困を伴うアメリカの同盟を強化することになる―まさにアメリカやその同盟国が既にイラク、スーダンやイスラエルの占領地域、そして以前のユーゴスラビアやラテンアメリカにようなところで無実の人々に苦しみを広範に押しつけているように、である。 戦争はまた我々に深刻な警鐘を鳴らすことになるだろう。軍服を着るアメリカ人にとって―その中の圧倒的な人々は労働者であり有色人種なのだが―それはもう一つのベトナムになるだろう。また戦争はわが国に於いてアラブ人、イスラム教徒、南アジアの人々、有色人種や移民に対するさらなるテロリズムを生み出し、我々の市民的自由を壊してしまうだろう。 戦争は何十億というお金を教育や医療、社会保障などの重要な国内政策から抜き取る一方で、軍事費や大企業の幹部たちにそれを振り向けるだろう。戦争はニューヨークやその他の地域では、「国民的団結」の偽装の下で労働者や貧しい人々に「耐乏」を強いるいいわけとなるだろう。 戦争は狂信的な宗教者を喜ばせるだけである―オサマビンラディンからジェリーファウエルまで(Jerry Falwellはパプテスト教系の原理主義とみなされるTV伝道師:訳者)―そしてニューヨークのような大きな都市の中心部でさらなるテロを引き起こすことになる。 それゆえに、自覚あるニューヨークメトロ地区の労働組合活動家は、以下のことこそ9月11日に対する適切且つ効果的な回答であると考える。 要求 ・ 戦争をやめろ―個人の犯罪に対して国家やその人民を処罰するのは間違っている―世界規模の社会的・経済的公正こそが平和に求められる ・ 復讐ではなく正義を―9月11日の攻撃に責任ある者に対する公平な捜査、逮捕および裁判のための独立した国際的裁判所 ・ 人種差別に反対せよ―市民的自由を守れ―有色人種や移民に対するテロ、人種的なプロファイリング(例えばその個人の行為であるにもかかわらず、「アラブ人の…などとその民族的人種的素描をして報道等行うこと」:訳者)、法的な制限を止めよ。 ・ 貪欲(Greedy)なものに対してではなく、貧しい(Needy)人々に援助を行え―政府は金持ちにではなく、犠牲者の家族や職を失った労働者に支援を行え。ニューヨークの再建を、組合の労働者による、組合の要求する賃金を伴った、労働者の健康と安全にたいする新しい措置に特別な関心を払うものとして行え。 ・ 労働者に「耐乏」を強いるな―9月11日の(復興)の費用は労働者や貧しいニューヨーカーから持ち出すべきではない。労働者の生活水準や、様々な政策、その他の諸権利を(復興の名の下に)引き渡すな。
Created byStaff. Created on 2002-02-19 21:20:06 / Last modified on 2005-09-05 02:58:44 Copyright: Default |