世界経済フォーラム2002に対抗する米国労働者〜AFL-CIOサンフランシスコ労働評議会の反WEF決議〜 | |||||||
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2002年2月の反グローバリゼーション・デモを支持する 来る1月31日から2月4日まで、世界中の巨大多国籍企業の経営幹部と政治指導者たちが、世界経済フォーラムのためにニューヨーク市に集まってくる。昨年まで彼らはスイスのダボスで同フォーラムを開催してきたが、その度にシアトル以降の強力な反企業・反グローバリズムの抗議デモ(そしてその抗議は労働組合の強力な支持を受けてきた)に遭遇してきた。 そして今回も、世界経済フォーラムが行われるウォルドーファストリア(Waldorf Astoria、マンハッタンの Park Avenue にあるアールデコ様式建築の超豪華ホテル)周辺で、2月2日に巨大なデモが行われるだろう。これは、9・11の悲劇以来、米国で行われる初の巨大な反グローバリゼーション抗議となる。この同じ日、ブラジルのポルトアレグレでは、世界社会フォーラムが開催される。これは、世界中から何万という人々が集まり、世界経済フォーラムの野蛮な経営者アジェンダに対するオルタナティヴを議論するためである。つまり2月2日は、どん欲な企業に対する「国際抗議デー」となる。 政治家やマスコミは我々に、「国家の利益」のために和解し犠牲を払えと叫んでいる。しかしこの愛国主義的茶番の仕掛けは、労働者たちが痛みを強いられる傍ら、企業や金持ちはその富を蓄積し続けることを可能としているのである。 事実、9・11以降、何十万という労働者がその職を失った。大規模なレイオフ・失業の嵐が、世界の経済のあらゆる部門で巻き起こっている。政治家達は、投資家・企業の救済のために法人税減税や膨大なドルを投入している。そして労働者が支払った税金の多くを「何年も続く」ますます拡大しつつある戦争につぎ込んでいるのだ。他方で、増大する失業者への福祉や支援の必要な家族に対してはほとんど何もしていない。反対に、必要不可欠な社会サービスをカットしたり、労働者の退職後の頼みである年金基金を掘り崩している。 その結果、飢え、貧困、ホームレスが急激に増大している。今こそ、労働者そして反グローバリズム運動の中にいる友人たちが、ウォルドーファストリアで世界人民への更なる攻撃を計画しようとしているブッシュ政権と企業経営者たちに、対決する時だ。そして今こそ、9・11の影響で我々が、労働者民衆に破壊的影響を与える資本のグローバリゼーションへの闘いを躊躇したり放棄することがありえないことを示す時だ。 したがって、ここにAFL-CIOサンフランシスコ労働協議会は、2002年2月2日のニューヨーク世界経済フォーラムに対する、反多国籍企業グローバリズム・反失業・反貧困・反レイシズム・反リストラ・反戦争・労働組合の権利擁護・公民権擁護・支配からの自由の擁護のためのデモを支持すること、そしてローカルな活動・計画を通じてこの「国際抗議デー」に参加することを決議する。
原文__________________________________ Support the February 2002 Anti-Globalization Demonstration Whereas, from January 31 to February 4, corporate bosses from the world's largest transnational companies and political leaders will meet in New York City for their annual orld Economic Forum. In past years they met in Davos, Switzerland, to be met by massive demonstrations, and in the tradition of all the anti-corporate-globalization protests since Seattle, these have had the strong support of organized labor; and
Whereas, the politicians and media are calling on us all to come together and sacrifice in "the national interest". But behind the patriotic smokescreen is the reality that workers are being asked to sacrifice so the corporate rich can go on accumulating wealth; and Whereas, since September 11th, hundreds of thousands of workers have lost their jobs. Unemployment and mass layoffs are sweeping through all sectors of the world economy.
Whereas, hunger, poverty and homelessness are spreading rapidly, and now is the time for labor and our allies in the anti-globalization movement to confront top Bush Administration officials and their corporate friends, as they meet at the Waldorf Astoria to plot more attacks on the world's working people. Now is the time to show that labor and our allies will not be cowed or confused by the aftermath of September 11th into abandoning our struggle against corporate globalization and its disastrous impact on working people; Therefore be it resolved, that the San Francisco Labor Council (AFL-CIO) endorse the February 2, 2002 demonstration at the World Economic Forum in New York against corporate globalization, unemployment, poverty, racism, mass layoffs and war, and to defend our union rights, civil rights and civil liberties, and participate in local planning and activities in connection with this International Day of Protest. --Passed without opposition at the regular delegates meeting of the San Francisco Labor Council, December 17, 2001.
Created byStaff. Created on 2002-01-18 02:31:25 / Last modified on 2005-09-05 02:58:40 Copyright: Default |