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2025/04/10 辺野古「代執行」の現状と今後、私たちの課題 北上田毅さん講演集会(4/10 17:30〜 衆議院第二議員会館)

 国による代執行が強行される辺野古。
 大浦湾の埋立土砂をめぐっては、南部地区からの調達目処が立たない中で、奄美大島から調達する動きが急です。
 奄美の人たちは、過去40年近くにわたって採石による被害に苦しんできました。
 防衛省はその奄美から、さらに最大で辺野古埋立土砂総量の3分の2が調達可能としています。
 奄美の生活と自然を守ること、そして奄美からの土砂調達を止めることができれば辺野古は完成しません。
 皆さんから協力いただいた緊急署名の第1次提出とともに、辺野古工事をめぐる問題点全般についても防衛省を追及します。

奄美からの土砂搬出・「代執行」下の辺野古工事を問う 署名提出&政府(防衛省)交渉&院内集会
日時:4月10日(木)14:00〜16:45
※13時30分より衆議院第二議員会館入口ロビーで「通行証」を配布します。
場所:衆議院第2議員会館 1F 多目的ホール
(地下鉄「永田町」「国会議事堂前」)
内容:
・14:00〜
 講演と政府交渉のポイント解説:土砂全協&北上田毅さん
 国会議員あいさつ
 等
・15:00〜 署名提出・政府(防衛省)交渉
 16:30〜 まとめと協賛団体からの報告等
主催:辺野古土砂搬出反対全国連絡協議会 080-1054-0409
協賛:
・「止めよう1辺野古埋立て」国会包囲実行委員会
  沖縄・一坪反戦地主会関東ブロック 090ー3910ー4140
  ピースボート 03ー3363ー7561
  沖縄意見広告運動 03ー6382ー6537
・平和をつくり出す宗教者ネット 090-6711 -5573

辺野古「代執行」の現状と今後、私たちの課題 北上田毅さん講演集会
※上記の政府交渉に続けて、司じ会場で行います。
日時:4月10日(木)17:30〜19:30
※17時より衆議院第二議員会館入口ロビーで「通行証」配布(政府交渉から参加の方は不要)
場所:衆議院第2議員会館 1F・多目的ホール
内容:
・講演:北上田毅さん「辺野古を止める!私たちの課題」
・報告:土砂全協から「奄美大島からの土砂搬出をめぐって」
 他
主催:「止めよう!辺野古埋立て」国会包囲実行委員会
 沖縄・―坪反戦地主会関東ブロック(090-3910-4140)
 ピースボート(03-6636ー7561)
 沖縄意見広告運動(03ー6382ー6537)
協賛:
 辺野古土砂搬出反対全国連絡協議会
 平和をつくり出す宗教者ネット

 辺野古・大浦湾への砂杭打ち込みを許さない!
 完成の見込みのない工事は直ちに中止しろ!

防衛省は昨年12月28日、沖縄・大浦湾の海底に敷き砂を投入しました。
 それは軟弱地盤の改良のために7万本を超える砂杭を打ち込む本格工事の「準備」とされていますが、大浦湾の7割を占めると言われる軟弱地盤区域のわずかな範囲に敷き砂を撒いただけで、本年1月29日には砂杭の打ち込み作業を開始しました。
 防衛局は根拠も示さず「砂杭を打ち込んだ場所は敷き砂は不要」といい加減な対応に終始しています。
 そもそも、最深で水面下90mに及ぶ軟弱地盤改良のために砂杭を打ち込む技術や経験は国内外にはまだないとされ、専門家からは、完成の見込みがないと指摘されています。
 それでも防衛局はちゃんとした地質調査も行わず「離れた地点の地盤から類推して(同地点は)固い粘土層だ」と強弁してきました。
 昨年やっと同地点の地質調査を始めましたが、その結果は公表されていません。
 準備も不十分なまま強引に工事を進めるのは、大幅に工事が遅れている政府・防衛省の焦りの現れだと言われています。
 工事の遅れを取り戻すための強引な進め方により、土砂搬出拠点の安和桟橋前では急発進したダンプによる死傷事故も発生しました。
 しかし防衛局は事故原因の究明や再発防止策もないまま警備を強化して作業を再開しています。
 海砂必要量は当初の7倍にふくらみ、大浦湾側を埋め立てるための土砂についても沖縄県内だけでなく、奄美の自然と生活を破壊して新たに土砂を調達しようとしています。
 南部地域にある戦没者の遺骨混じりの土砂を使用する計画も撤回していません。
 工事費用も膨張の一途をたどっています。
 計画当初の総事業費は約3500億円でしたが、設計変更により約9300億円に増えました。
 工期はおよそ12年と言われていますが、23年度迄に既に5319億円支出しています。
 土砂投入率はまだ全体の2割程度と言われています。
 こんな状態ですから、更に大幅に増大することは必至です。
 県の試算では約2兆5500億円かかるとされ、最近の沖縄タイムスの試算では約1兆2000億円かかるとされます。
 私たちの税金を湯水のごとく使う公共事業は直ちに中止すべきです。
 粘り強く反対し続ける沖縄の人々に連帯し、私たち自身の問題として共に闘いましよう。

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