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2025/02/08 生きてこそ、生きていればこそ 第14回死刑映画週間(2/8〜2/14 ユーロスペース)2/8:死刑台のメロディ 処刑前夜 流麻溝十五号 正義の行方

案内→https://x.gd/8VvGj
   https://x.gd/yK4W7
   https://x.gd/YnrhZ
チラシ・表→https://x.gd/tBamq
チラシ・裏→https://x.gd/mXi5q

 袴田巖さんは無実で死刑判決を受け、長く死の恐怖の中にいた
 「無実の罪」で国家に殺されるなど絶対にあってはならない
 しかし、これまで無実で処刑された人々がどれほどいただろう
 『死刑台のメロディ』のサッコとヴァンゼッティ
 『正義の行方』の久間三千年、『流麻溝十五号』の「思想犯」たち
 古今東西、死刑のある国では、そんな人々がいるのだ

 『衝動殺人 息子よ』殺人事件で遺された家族
 『処刑前夜』死刑執行で遺された家族
 生きていれば、この悲しみはなかったはず
 生きていれば、喜びはともにあったのに

 「生」と「死」その狭間を穿(うが)つ7作品を上映する。

生きてこそ、生きていればこそ 第14回死刑映画週間
期間:2025/2/8(土)〜2/14(金)
場所:ユーロスペース
 〒150-0044 東京都渋谷区円山町1-5 KINOHAUS 3F
 JR「渋谷駅」ハチ公口徒歩7分
 アクセス→https://x.gd/XV6TO
 地図→https://x.gd/mP01E
公式サイト:https://x.gd/XPKkV

入場料金:
一般1500円
大学・専門学校生1300円
会員・シニア1100円
高校生800円
中学生以下500円

オンラインチケット購入→https://x.gd/J1miv

上映作品:
A『死刑台のメロディ』(1971年/イタリア・フランス/133分)
B『処刑前夜』(1961年/日本/102分)
C『流麻溝十五号』(2022年/台湾/112分)
D『正義の行方』(2024年/日本/158分)
E『異邦人』(1967年/イタリア・フランス・アルジェリア/104分)
F『月』(2023年/日本/144分)
G『衝動殺人 息子よ』(1979年/日本/130分)

上映スケジュール:
2月8日(土)
11:00『死刑台のメロディ』
13:35『処刑前夜』
※上映後トーク
 ゲスト:重信房子さん(著述業)
16:30『流麻溝十五号』
18:45『正義の行方』

2月9日(日)
11:00『異邦人』
13:10『月』
※上映後トーク
 ゲスト:雨宮処凛さん(作家・活動家)
16:45『衝動殺人 息子よ』
19:15『処刑前夜』

2月10日(月)
11:00『月』
13:50『異邦人』
16:00『死刑台のメロディ』
18:40『衝動殺人 息子よ』
※上映後トーク
 ゲスト:竹田昌弘さん(共同通信編集委員)

2月11日(火)
11:00『流麻溝十五号』
13:20『正義の行方』
※上映後トーク
 ゲスト:木寺一孝さん(映画監督)
17:00『処刑前夜』
19:05『月』

2月12日(水)
11:00『正義の行方』
14:00『死刑台のメロディ』
16:35『異邦人』
18:45『流麻溝十五号』
※上映後トーク
 ゲスト:
  銭建栄さん(台湾弁護士・元最高裁判事)
  林欣怡さん(台湾死刑廃止連盟代表)

2月13日(木)
11:00『処刑前夜』
13:10『衝動殺人 息子よ』
15:50『正義の行方』
18:55『異邦人』
※上映後トーク
 ゲスト:太田昌国さん(評論家)

2月14日(金)
11:00『衝動殺人 息子よ』
13:30『流麻溝十五号』
15:45『月』
18:35『死刑台のメロディ』
※上映後トーク
 ゲスト:ピーター・バラカンさん(ブロードキャスター)

上映作品紹介
A『死刑台のメロディ』
 脚本・監督=ジュリアーノ・モンタルド
 音楽=エンニオ・モリコーネ
 出演=ジャン・マリア・ボロンテ リッカルド・クッチョッラ
【物語】1920年代のアメリカで実際に起こった冤罪事件「サッコ=バンゼッティ事件」の裁判を描いた作品。
 イタリアからの移民が密告により、身に覚えのない強盗犯の疑いで不当に逮捕され裁判にかけられた。
 そして死刑判決が…。

B『処刑前夜』
 監督=滝沢英輔
 編著=北山河・ 北さとり(カッパブックス)
 出演=川地民夫 浅丘ルリ子
【物語】「被告高村勇を死刑に処する」という裁判官の宣告に、母と妹は泣き崩れた。
 勇は死刑執行に恐怖を覚え、平静な心を得るため俳句を始める。
 死刑囚の俳句を北山河・北さとりが編著した「処刑前夜」を映画化した。

C『流麻溝十五号』
 監督・脚本=周美玲
 出演=余佩真 連兪涵 徐麗旻
【物語】1953年の台湾、自由を口にするものは政治犯として捕まる弾圧の時代。
 教育・矯正と称して思想改造のため緑島に収監された女性たち。
 囚人として「新生調導処」に監禁・重労働を課せられる日々を余儀なくされていた。

D『正義の行方』
 監督=木寺一孝
 制作統括=東野真
 撮影=澤中淳
【物語】1992年に福岡県で2人の女児が殺害された。
 自白も確たる証拠もなく犯人とされた久間三千年は、2006年に最高裁で死刑確定、早くも2年後の2008年に死刑執行。
 この「飯塚事件」で立場を異にする当事者たちが語るドキュメンタリー。

E『異邦人』
 監督=ルキノ・ヴィスコンティ
 原作=アルベール・カミュ
 出演=マルチェロ・マストロヤンニ アンナ・カリーナ
【物語】「きょう、ママンが死んだ。」この冒頭が有名なカミュの「異邦人」。
 これをイタリアの巨匠ルキノ・ヴィスコンティが映画化した。
 第二次大戦前、アルジェに住む一市民のムルソーの母が養老院で死ぬところから物語は始まる。

F『月』
 監督・脚本=石井裕也
 原作=辺見庸(角川文庫刊)
 出演=宮沢りえ 磯村優斗 二階堂ふみ オダギリジョー
【物語】2017年に発表された辺見庸の小説「月」は、実際に起きた障がい者殺傷事件を題材にした作品。
 書けなくなった作家の堂島洋子は、深い森の奥にある重度障がい者施設で新しく働くことになり、重度のきいちゃんと出会う。

G『衝動殺人 息子よ』
 監督・脚本=木下恵介
 脚本=砂田量爾
 撮影=岡崎宏三
 出演=若山富三郎 高峰秀子 田中健
【物語】理由なくして息子を殺された父親の無念の想いは、やがて国を動かし、法律をも変えていく。
 1978年『中央公論』3月号に掲載された佐藤秀郎のノンフィクションを映画化。
 若山富三郎はこの年の映画主演男優賞を総なめにした。

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