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2025/02/09 「公安」の市民監視に鉄槌!〜憲法違反の画期的判決報告集会(2/9 13:30〜 大阪・高槻市)

案内→https://x.gd/aurdb
チラシ→https://x.gd/p7eq6

 「公安」の市民監視に鉄槌!
 岐阜(大垣)県警「市民監視事件」控訴審で画期的判決

▽公安警察の「個人情報収集(監視)」は憲法違反1
▽抹消も命じる!
▽賠債金満額(各原告に11O万円)も認める!

 地域に持ちあがった巨大開発計画(風力発電)に不安・疑問を抱いた市民や周辺の人たちを敵視し、計画推進のために開発業者に肩入れし監視する。
 そんな「公安警察」の暴走、「治安維持法」的やり口に「待った!」をかけ、声を上げる市民を励ます画期的な司法判断が今年の9月、名古屋高裁で下され、翌月確定した。(週刊金曜日)

▽判決文を読もう!「樋口英明・原発運転差し止め判決文(国富とは…)」と、この「長谷川恭弘判決文」は、まさに双璧の判決。
 長谷川恭弘判決文では、「おかしいことはおかしい」と声を上げた原告のありようを高く評価し、市民運動は憲法にいう “不断の努力” そのものであり、 “市民・住民の闘い” と “もの言う自由” がなかったら民主主義は進まないと、市民運動の社会における役割と重要性を指摘している。(逆に私たち主権者に「日々 “不断の努力” を怠るな」と戒めたのではないか。

▼原告の一人、近藤ゆり子さんに判決の意義を聞き、意見交換をしあおう!

「公安」の市民監視に鉄槌!〜憲法違反の画期的判決報告集会
日 時:2025年2月9日(日)13:30〜
場 所:クロスパル 402号(JR高槻駅すぐ)
 〒569-0804 大阪府高槻市紺屋町1-2
 JR「高槻駅」徒歩2分
 地図→https://x.gd/9mLTq
報 告:近藤ゆり子さん(訴訟原告)
※近藤ゆり子さんは「徳山ダム建設中止を求める会」など市民運動に長年携わってこられた方。
「議事録」では「このような人物が繋がると、やっかい」(大垣署)とされた。
連絡先:自治体の戦争協力を許さない会・アスネット(吉田)
    080-3862-3160

(経過)
 2024年7月「朝日新聞」がスクープした「大垣警察市民監視事件」。
 岐阜県警の大垣署が同県大垣市などに風力発電施設の建設を計画している中部電力の子会社シーテックと情報交換を繰り返していたことを、同社の「議事録」を入手し、明らかにした。
 同議事録で、大垣署から名指しされ、人物評や市民運動歴、学歴、体調などをもらされた同市住民の4人は、プライバシーや表現の自由を侵害されたなどとして国と県を相手に損害賠償と個人情報抹消を求めて提訴。
 今年9月13日控訴審判決で名古屋高裁の長谷川恭弘裁判長は、「原告が望みうる最高の画期的判決」を下した。
(週刊金曜日から)

 原告4名のうちの一人、近藤ゆり子さんの同判決へのコメントです。(「もの言う」自由を守る会ニュース32号より)
 長年、市民運動に関係してきた人は、公安警察に監視されることを、当たり前のことと受け止めてきました。
 不愉快であり、ケシカランと思うが、なんとも仕方がない、撥ねのけようがないと。私もその一人でした。
 「議事録」がスクープされて、私の名前が出ているとわかったとき、それまで何となく見過ごしてきた公安警察による監視を、裁判で打ち返すことが使命だと思いました。
 名古屋高裁の判決は、社会運動・市民運動を積極的に評価しています。
 公権力が敵視するのは憲法違反で違法だ、と言い切っています。
 憲法12条「この憲法が国民に保障する自由及び権利は、国民の不断の努力によって、これを保持しなければならない」。
 弁護団、支援者、多くのみなさんのお陰で、「不断の努力」の一つが実を結びました。
 ありがとうございました。

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