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2024/12/07 南京証言集会「『老華僑は黙らない』パイロット版上映&講演」(12/7 13:30〜 大阪市)

案内→https://x.gd/9zQZv
チラシ→https://x.gd/JpBGz

監督メッセージ
 「老華僑は黙らない−老华侨〔華僑〕蓝调〔ブルース〕−」(仮)の主人公、林伯耀(リンポォヤォ)さんは、小さい時に「チャンコロ」「シナ人」などといじめられた経験があります。
 林さんのご両親は、関東大震災で自警団の恐怖に遭遇し、同郷の方には自警団に襲われ命を亡くした人もいますし、近い身内には戦時中行商人をしていてスパイの疑いで拘留され獄中で獄死された方もいます。
 そのような暗い時代がまた来るのではないかと心配しています。
 「アジアの次の世代に戦争の種を残してはならない、それは今に生きる中朝日三か国人民の共通の責任だ」と林さんは言います。
 いま、日本での対中感情が悪化のー途をたどる中、林さんたち在日中国人にも「その思い」を日本社会に伝えたいという思いがあります。
 互いの信頼関係を作るためには相互理解がたいせつです。
 身近な隣人である林さんたち在日中国人の声に耳を傾けてみませんか。
 皆さん、よろしくお願いします。

南京証言集会「『老華僑は黙らない−老华侨〔華僑〕蓝调〔ブルース〕−』(仮)パイロット版(約60分)上映&講演」
日 時:2024年12月7日(土)13:00開場 13:30上映
場 所:PLP会館 5F 大会議室
 〒530-0041 大阪市北区天神橋3-9-27
 地下鉄「扇町駅」4番出口徒歩3分
 JR「天満駅」徒歩5分
 地図→https://x.gd/pWk7T
講 演:武田倫和監督「制作にあたって」
解 説:田中宏さん「日本の反戦平和運動における在日中国人・林伯耀の位置(仮)」
参加費:入場料:800円 学生・障がい者 500円
主 催:南京大虐殺60ヵ年大阪実行委員会

武田倫和(たけだともかず)監督
 1979年生まれ。
 2001年、原一男監督(「ゆきゆきて神軍」)主催の “OSAKA「CINEMA」塾” にて「ウトロの家族の街」(総監督:原一男)演出。
 ドキュメンタリー製作団体ノマド・アイを設立。
 2005年から5年の歳月をかけて南京大虐殺の元兵士・被害者を取材した『「南京」引き割かれた記憶』を制作・監督。
 2014年地方の選挙を取材した「イナカのせんきよ」を制作監督。
 最新作『破天荒ボクサー』が東京ドキュメンタリー映画祭2018」のコンペティション部門準グランプリ、全国で劇場公開された。

田中宏(たなか・ひろし)さん
 1937年生まれ。
 一橋大学名誉教授、龍谷大学安重根東洋平和研究センター客員研究員。
 朝鮮学校「無償化」排除に反対する連絡会共同代表。
 東京弁護士会人権賞、日本平和学会平和研究奨励賞受賞。
 また、長年にわたって「南京大虐殺」、「中国人強制連行」、「関東大震災時の中国人虐殺」などの問題について、林伯耀さんと共に取り組む。

林伯耀(リンポォヤォ)さん
 1939年京都府南丹市美山町生まれ。
 在日中国人2世。
 旅日華僑中日交流促進会共同代表。
 日本の小学校から大学まで、日本の教育を受け、戦争中に敵国人として、差別と偏見のなかで育った経験から、戦争や差別、偏見の被害者たちに寄り添い、中国人強制連行、南京大虐殺、関東大震災下での中国人虐殺問題など、戦後責任を問う活動を続けている。
 南京60ヵ年大阪実行委員会結成当初から関わる。

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