2024/12/06 申込み　関東大震災ジェノサイドの記憶　101年目の「半月」コンサート　FUNIさん、李政美さん、愼民子さん（12/6 18:45〜 東京・杉並区＆オンライン）

案内→https://x.gd/HvDnr
　　　https://x.gd/SyQ6Z

　１９２３年関東大震災虐殺の夜、高井戸東の江渡狄嶺（えと・てきれい）が見た赤く燃える東京、その空に浮かぶ下弦の「半月」。
　虐殺の夜を野宿で生き延びた高円寺の留学生、尹克栄（ユン・クギョン）。
　翌年に作った重謡「半月」。

関東大震災ジェノサイドの記憶　101年目の「半月」ライブ・コンサート　過去から現在、そして未来へと歌い継ぐ記憶
日　時：2024年12月6日（金）18時00分開場　18時45分開演、21時終了予定
形　式：会場＆オンライン
※あとから配信あり（開催後約1か月間）
会　場：浜田山会館 1階ホール
　〒168-0065 杉並区浜田山1-36-3
　京王井の頭線「浜田山駅」徒歩5分
　地図→https://x.gd/6bqWa
出　演：
　FUNIさん　「HIPHOP 半月」
　李政美さん　歌「半月」
　ピアノ：竹田裕美子さん
　愼民子さん　トッケビ プンムル
参加費：
・会場（あとから配信あり）一般2000円、学生・困難を抱える人1500円
・オンライン（あとから配信あり）一般1500円、学生・困難を抱える人1000円
主　催： 関東大震災ジェノサイドの記憶　101年目の「半月」実行委員会
連絡先：hangetsu100suginami@gmail.com

チケット→https://x.gd/SyQ6Z
メールでの予約、現地払いも可能です。
→hangetsu100suginami@gmail.com

FUNI（ふに）さん
　ラッパー。
　詩人。
　小池百合子都知事が朝鮮人虐殺の追悼文を送らないことをきっかけに社会運動をラップで実践する。
　2024年新作「Resolutionn 101」
　ジェノサイド（民族虐殺）の歴史を消させない。
　次世代の記憶に挑む「HIPHOP 半月」

李政美（い・ぢょんみ）さん
　朝鮮、中国、アジアで100年愛される「半月」。
　日本語定訳づくりに挑み、歌い継ぐ。
　2021年、日本語定訳のなかった童謡「半月」に、虐殺犠牲者への思いを込め、また子どもも歌いやすい新訳を発表。

愼民子（シン・ミンジャ）さん
追悼のプンムル　トッケビプンムル
　毎年、9月第一土曜日に、荒川河川敷にて追悼式を実施。
　追悼式の最後は「プンムル」、民族打楽器の演奏に出席者も踊りで参加、死者を悼みつつともに明日へ向かう。

童謡「半月」が国境も言葉も超えてきた「時」を、ジェノサイドから守られた「場」で、ともに

　農本思想家、江渡狄嶺（えと･てきれい、1880-1944）は、後にジャーナリストとなる金三奎（キム・サンギュ）たち朝鮮人学生3人を、敷地内の「可愛御堂（かわいみどう）」に3ヵ月間かくまい、「朝鮮人狩り」から逃れさせた。
　その地は「高井戸村」（現･杉並区高井戸東）にあり、今回のコンサート会場のある現・浜田山も同じく「高井戸村」だった。
　作曲家、尹克栄（ユン・クギョン、1903-1988）は、関東大震災時に、東洋音楽学校（現東京音楽大学）習学中で、高円寺の下宿に住んでいた。
　韓国初の創作・童謡「半月（バンダル）は韓国･朝鮮、台湾、中国はじめ東南アジアの各地で、朝鮮語、中国語（曲名「小白船」）、英語（曲名「Little White Boat」）の歌詞によって100年愛唱されている。