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2024/10/22 防衛ジャーナリスト・半田滋さんと考える 私たちの道 戦争か?対話か?(世田谷区)

投稿者: 石田貴美恵

半田滋さんの講演会を企画しました。
この10年、驚くほどの勢いで日本は軍事力強化の道を進んできました。
安倍政権は戦争4法を制定、岸田政権は安保3文書を改訂して敵基地攻撃能力の保有に踏み切り、防衛費をGNP比2%としました。
自衛隊は米軍と一体化して、その指揮下にはいるといわれ、日米共同の軍事訓練が行われています。
また、沖縄の先島諸島では次々と自衛隊基地や弾薬庫が建設され、戦争の最先端に人々は立たされています。
「台湾有事」が喧伝されていますが、日本は戦争に参加すべきなのでしょうか。
防衛ジャーナリストの半田滋さんのお話により防衛政策の現状を見極め、「対話による平和」への道を考えたいと思います。

日時:2024年10月22日(火)19時〜21時
場所:世田谷区立烏山区民センター3階集会室
   (京王線・千歳烏山駅下車すぐ)
資料代:800円
共催:今とこれからを考える一滴の会 090-6601-6786
hitosizukunokai@gmail.com
   世田谷市民運動いち 03-3706-7204

〈半田さんからのコメント〉
 岸田政権は2022年12月、「敵基地攻撃能力の保有」「防衛費倍増」を閣議決定しました。憲法の規定から「専守防衛」だった自衛隊が他国を攻撃するというのです。憲法違反の閣議決定というほかありません。倍増される防衛費は、敵基地攻撃ができる国産や米国製の長射程ミサイル購入に充てられています。その結果、22年度約5兆4000億円だった防衛費は来年度8兆5000億円を超える見通しとなり、財源は近く発表される増税です。長射程ミサイルを買い揃え、日米共同訓練を見せつければ、それが抑止力となって中国の台湾への武力侵攻を止められるというのが自公政権の考えです。そのためには基地ばかりでなく、民間空港・港湾も自衛隊や米軍が日常的に使用するというのです。もはや「新しい戦前」というほかありません。抑止が破れれば、戦争になります。そして南西諸島が戦場になる時は日本全体が戦場になる時です。戦争を止めるのは武力ではありません。相手国の主張に耳を傾けつつ、日本の国益の最大化を図る外交努力こそが求められています。

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