ねりま沖縄映画祭（10/12～11/30）11/29：「GAMA 月桃の花」（生涯学習センター）

2024/11/29 ねりま沖縄映画祭（10/12～11/30）11/29：「GAMA 月桃の花」（生涯学習センター）

案内→https://x.gd/WaVM7
　　　https://x.gd/8LVWH

　今年も魅力的でねりま沖縄映画祭ならではのラインアップです。
　ぜひぜひ、皆さまご来場ください。

第9回ねりま沖縄映画祭2024「わたしの沖縄あなたの沖縄」
10月12日（土）
場所：練馬区役所地下多目的会議室
戦雲（いくさふむ）
13：30　1回目上映　
17：00　2回目上映
　　　　トークゲスト石井暁さん（共同通信編集委員）
※13:30からの1回目上映後のトークはありません。
　17:00からの2回目の上映にご来場された方のみトークにご参加いただけます。

10月13日（日）
場所：練馬区役所地下多目的会議室
　〒176-0012 東京都練馬区豊玉北6-12-1
　西武「練馬駅」徒歩5分
　地図→https://x.gd/AvdKq
11：00　沖縄カミングアウト物語～かつきママのハグ×２珍道中！～
14：00　紫 MURASAKI 伝説のロック・スピリッツ
　　　　トークゲスト　野田孝則監督
18：00　沖縄カミングアウト物語
　　　　トークゲスト　松岡弘明監督
※11:00からの上映後のトークはありません。
　18:00からの上映にご来場された方のみトークにご参加いただけます。

10月14日（月・休）
場所：Coconeri 3階練馬区民・産業プラザ研修室１
　〒176-0001 東京都練馬区練馬1-17-1
　西武・大江戸線「練馬駅」徒歩1分
　アクセス→https://x.gd/4FVcH
　地図→https://x.gd/UeYnY
18：30　紫 MURASAKI 伝説のロック・スピリッツ　
トークゲスト吉岡攻さん（写真家、テレビディレクター、プロデューサー）

10月27日（日）
場所：Coconeri3 階練馬区民・産業プラザ研修室１
18：30　ファニーズ
　　　　トークゲスト　山城智二監督

11月2日（土）
場所：練馬区役所地下多目的会議室
18：00　ファニーズ
トークゲスト　山城監督の挨拶＆作品裏話＋沖縄芸人・まーちゃんによるオンライン出演
（当日都合により出演芸人が変更になることもあります）

11月16日（土）
場所：練馬区役所地下多目的会議室
15：30　真喜屋力監督 Special Movies（真喜屋力監督短編作品）
　　　　UNDERCOVER JAPAN ～のほほん沖縄編
　　　　オキナワノコワイハナシ　ゾンビノカジマヤー
　　　　トークゲスト　真喜屋力監督
※上記2本の作品は1枚のチケットでご覧いただけます。
18：30　劇場が終わるとき（★特別東京先行上映）
　　　　トークゲスト　真喜屋力監督

11月29日（金）
場所：練馬区立生涯学習センターホール
　〒176-0012 東京都練馬区豊玉北6-8-1
　西武「練馬駅」徒歩約8分
　地図→https://x.gd/v7p3s
14：00　 GAMA 月桃の花
トークゲスト　牛島貞満さん（第32軍司令部壕の保存・公開を求める会）

11月30日（土）
場所：武蔵大学江古田キャンパス１号館1002教室
　〒176-8534 東京都練馬区豊玉上1-26-1
　西武池袋線「江古田駅」徒歩6分
　　　　　　「桜台駅」徒歩8分
　大江戸線「新江古田駅」徒歩7分
　西武有楽町線「新桜台駅」徒歩5分
　地図→https://x.gd/ya8JQ
ナビゲーター　永田浩三さん（武蔵大学社会学部教授、ジャーナリスト、『命かじり』監督）
11：00　GAMA 月桃の花　
トークゲスト　牛島貞満さん（第32軍司令部壕の保存・公開を求める会）
15：00　命かじり
トークゲスト森口豁さん（ジャーナリスト）

●開場は各上映時間の15分前です。
●やむを得ない事情によりゲストが変更、中止になる場合があります。

★チケット
※チケットは事前にご購入もしくはご予約ください。
大人　前売券1000円　当日券1200円
18歳以下・ハンディのある方　800円
３枚綴りチケット　2700円
★前売券のお求めの方法
①Peatixから購入→https://x.gd/xh4uC
②メール・FAX・FaceBook・電話でご予約いただけます。
　ご予約いただいた場合は、当日会場の受付で代金と引き換えで前売券をお渡しします。
　いずれの方法でも、◎お名前　◎ご覧になる作品　◎枚数　◎連絡先　◎18歳以下、ハンディのある方はその旨　を必ずご記載ください。
　メール　nerimaeigasai@yahoo.co.jp
　FaceBook　https://www.facebook.com/nerimaokinawaeigasai　FAX　050-6877-5315
　電話・ショートメール 090-8311-6678（柏木）
※当日券は定員に余裕がある場合のみ販売します。
主催：ねりま沖縄映画祭実行委員会
　　　練馬文化の会
協賛：練馬沖縄県人会

上映作品紹介

戦雲（いくさふむ）10/12
ドキュメンタリー　2024年　132分　カラー　監督：三上智恵
　2015年から8年かけ沖縄・南西諸島をめぐり取材を続けてきた三上智恵監督による渾身の最新レポートである。
　タイトルは、山里節子さんが「また戦雲（いくさふむ）が湧き出してくるよ、恐ろしくて眠れない」と歌う石垣島の抒悁詩とぅばらーまの歌詞に由る。
　映画が映し出すのは、迫り来る戦争の脅威だけではない。
　過酷な歴史と豊かな自然に育まれた人々の暮らしや祭り――それらこそ、まやかしの「抑止力」の名のもとで今まさに蹂躙されようとしているかけがえのない何かであり、私たちの希望と祈りの源にほかならない。

沖縄カミングアウト物語～かつきママのハグ×2珍道中！～　10/13
ドキュメンタリー　2021年　104分　カラー　監督：松岡弘明
全編日本語・英語字幕付き
　性的少数者（LGBTIQ+）にとってカミングアウトは、とくに身近なひとに理解されないかもという苦しみから、ときに自分の命をも危うくする。
　そうした状況の中で、この作品で描かれる「かつきママ」（現役のママさん＠新宿二丁目・「九州男」）は、そのとんでもない苦しさを、むしろポジティブに変えてしまうようなパワーをわたしたちに感じさせてくれる存在だ。
　当事者ではない人にもその過程から何かを見つけてほしい作品。
　沖縄の美しい風景とひとの生きざまにも着目したい。

紫～MURASAKI～伝説のロックスピリッツ　10/13,14
ドキュメンタリー　2022年　82分　カラー　監督：野田孝則
　世界のウチナーンチュ大会の言葉は「おかえりなさい」だ。
　その第7回閉会式のグランドフィナーレ（2022年11月）で沖縄ロックの代表的バンド・紫は、沖縄民謡「なんた浜」の旋律を取り入れた代表曲「Double Dealing Woman」を披露した。
　コザで生まれ、ベトナムに向かう米兵相手に演奏して腕をみがいた紫は、1970年代に全国のロックファンを熱狂させた。
　1981年の解散後は「伝説のバンド・紫」と言われるようになったが、いや、いや、伝説ではなく生きている。
　魂の音楽だから。
　そのことを、本作品は私たちに伝えている。

ファニーズ　10/27、11/2
ドキュメンタリー　2023年　98分　カラー　監督：山城智二
　沖縄お笑い界に革命を起こした男。
　26才の若さでその生涯を終えた山城達樹。
　かつて沖縄で絶大な人気を諤った漫才コンビ「ファニーズ」の突っ込み担当・山城達樹は、沖縄の笑いを近代的に組織化し、沖縄に住む人々に広く浸透させて、沖縄を笑いの島にしたいと考えていた。
　またたく間に駆け抜けていった山城達樹の人生を、実弟であり自らも芸人として生きる山城智二が巡るセルフドキュメンタリー。

真喜屋力短編作品　11/16
　新作「劇場が終わるとき」の前日譚とも言える短編ドキュメンタリー「UUNDERCOVER JAPAN～のほほん沖縄編」（2004）、 TVドラマ「オキナワノコワイハナシ～ゾンビのカジマヤー」ほか、恒例となった沖縄の8ミリ映画など、真喜屋監督の短編作品とトークそして沖縄映画の現在を聞く。
・UNDERCOVER JAPAN～のほほん沖縄編
　ドキュメンタリー　2004年　22分　カラー　監督:真真屋力
　真喜屋監督が首里劇場と出会ったきっかけの作品で、ぼんやりとした冬の南国の風景と、わびしい成人映画館が描き出す人情劇。
・オキナワノコワイハナシ　ゾンビのカジマヤー
　劇映画　2012年　16分　カラー　監皙・脚本：真喜屋力　製作:琉球放送（RBC）
　沖縄ホラーの元祖「オキナワノコワイハナシ」シリーズの一本。
　カジマヤーを前に、死んだオジーがゾンビになった。
　ひ孫の兄弟はオジーにカジマヤーをさせようと外に連れ出す。

劇場が終わるとき　11/16
ドキュメンタリー　2024年　90分　カラー　監督：真喜屋力
　1950年に建てられた首里劇場。
　三代目館長の金城政則は老朽化した映画館を引き継ぎ、20年近く守り続けるが癌のために急逝。
　劇場は閉館となり、解体が決まった。
　首里劇場は、まるでゴシック建築の幽霊屋敷のような風格を帯びている。
　写真家の石川真生は、老いと病を抱えながらも、建物に染みついた、人々の記憶や気配をフィルムに焼き付けようと試行錯誤を繰り返す。
　廃虚のような首里劇場を舞台に、生きることの切なさ、たくましさが、人間くさいユーモアとともに語られるなか、解体の日が近づいてくる。

GAMA月桃の花　11/29,30
劇映画　1996年　110分　カラー　監督:大澤豐
　「月挑」は沖縄の民家に植えられている植物で、その花は4月から6月に咲く。
　沖縄では、もっとも寒い時期に月桃の葉で包まれた餅を食べる「ムーチーの日」があり、家族の健康を願う日だ。
　本作品は「月桃の花」を「住民の戦争体験」として象徴化し、ある家族の戦場彷徨や軍民混在となった「ガマ」での生々しい戦場体験を描きだしている。
　今、パレスチナ自治区ガザの犠牲者が4万人を超え。そのほとんどが女性と子どもたちという。
　地上戦の実相を自分ごととして考えたい。
　16mmフィルムによる貴重な上映。

命（ぬち）かじり　11/30
ドキュメンタリー　2020年　100分　カラー　監督:永田浩三
　沖縄を見つめ、命の限り問い続けるジャーナリスト・森口豁。
　1956年、高校生のとき、のちにウルトラマン・シリーズの脚本を手がけた金城哲夫（高校の1年後輩）が、「いっしょに沖縄に行きませんか」と誘った。
　森口と沖縄との運命的な出会いである。
　本土出身者として初めて硫球新報の記者となり、その後沖縄を描いた多くのドキュメンタリー番組を制作した。
　沖縄に生きる様々な人々の人生が森口のいのちと深く重なり合う。
　命（ぬち）かじりは、いのちの限りという意味。
　音楽・ナレーションは、沖縄を歌うおおたか静流（しずる）。