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2024/07/07 資本論を読む会(世田谷)のご案内

◆当会主宰の宮崎氏による英語版翻訳『資本論』をテキストにした輪読会です(もちろん各出版社刊の邦訳と読み比べています)。
第八篇「初期資本集積」(宮崎氏の翻訳=いわゆる本源的蓄積のこと)を学んでいます。
前回は第30章「工業に対する農業革命の連鎖反応 産業資本のための国内市場の創造」(全集版では第四節「農業革命の工業への反作用 産業資本のための国内市場の形成」)のところを読了。産業資本の生成条件である国内市場の形成について学びました。「農業人口の一部に対する、土地の没収と追い出しが、産業資本のための労働者を用意したのみでなく、産業資本のために、労働者たちの生活手段をも、労働手段をも用意したのである。それはまた国内市場をも創造した。」とマルクスは述べています(宮崎氏の翻訳テキスト)
 本文にはフランスの貴族・ミラボーの引用があり、「(何百人もの労働者が一人の指揮者の下で働く)大きな工場手工業群」と「個々それぞれが、自身の自己勘定において働く非常に多くの労働者たちの作業場」とを比較して論じています。「分散した作業場は『結合された』大作業場よりも、より経済的で生産的である」との考えが示されていますが、この理解をめぐっての討論が主なものでした。結論的には、「以前は、生産手段や原料を生産し、加工して、後でその大部分を自分で消費していた社会」から、「産業資本が登場する時代への過渡期」における考えとしてミラボーのそれはあるだろう、ということになりました。
 
◆当読者会では、『資本論』を読み、参加者それぞれが思い思いの見解で意見を交わしています。現在の政治・経済・労働環境、に一言あり! という方、また資本主義には賛成だが、今の世の中は変革が必要、という方も討論に参加なさっています。共いに語り、学びましょう。テキスト(英語版宮崎氏訳)は英文、和文とも用意してあります。手ぶらでご参加ください。また、メーリングリストへの登録により、時間制限はありますがZoomでの参加も可能です。

◆日時
   第170回 2024年 7月 7日(日) 午後6時半より9時まで。

◆テーマ
 第八篇「初期資本集積」(宮崎氏による英語版の翻訳・全集版では第七篇「資本の蓄積過程」) 
 第31章「産業資本家の生成」(全集版では第六節で標題は同じ)を引き続き学びます。
 ★会場は三軒茶屋のキャロットタワー3F 生活工房スペースCです。
 世田谷区太子堂4丁目1−1 ☎ 03-5432-1543(生活工房) 東急田園都市線 三軒茶屋駅前。
 会費・入会金は無料ですが、1〜200円以下でのカンパをお願いしています。
 第171回(7/21)、第172回(8/18)、第173回(9/8)と続く予定です。

◆連絡先
 資本論を読む会   kyo-miya@k08.itscom.net 03-3720-1621(宮崎) メーリングリストの会員も募集中です。
 「当会の学習会案内チラシ」は下記のリンクから見ることができます
 http://home.p07.itscom.net/nenemei/crc_pamphlet.docx 
 またホームページも開設しています
 https://capital02.hirameki7.site/

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