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韓国:結婚移住の女性化 | ||||||
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結婚移住の女性化ワーカーズ7号 100人の村
チャムセサン研究所(準) ソン・ミョングァン 2016.05.06 10:55
韓国社会で多文化世帯が急速に増加している。 2015年基準の多文化世帯は82万人程度と推測される。 ここには結婚移民者と帰化者30万5000人、配偶者(韓国人)30万5000人、子供20万8000人程度が含まれる。 毎年増加を続けており、2020年には100万人が予想されている。 普通、結婚のために移民した外国人1人と韓国人1人が家庭を作る場合が多いので、 多文化世帯数は結婚移民者と帰化者の数はほぼ同じだ。 多文化世帯の村で暮らす結婚移民者や帰化者100人のうち、一番多い国籍は中国で59人、 そのうち韓国系中国人(朝鮮族)は32人だ。 次に割合が多い国籍はベトナムで19人だ。 続いてフィリピン5.6人、日本が4.3人の順だ。 事実、これらの国がほとんどを占めている。 これらのうち結婚移民者(外国国籍者)は48.5人、婚姻帰化者は30人、その他の国籍取得者21.5人だ。 これらのうち女性が83人、男性が17人で、圧倒的に女性が多い。 では彼らは主にどこに住んでいるのだろうか? 100人のうち60人が首都圏で暮らしていて、 24人はソウル、29.5人は京畿、仁川には6.5人が暮らしている。 その他の地域は、18人が嶺南地域で暮らし、湖南と忠清地域にそれぞれ9人ずつが暮らしている。 したがって、主に首都圏で暮らす(60%)中国(韓国系含む)国籍(59%)の女性(83%)が多文化世帯の中で一番大きな割合を占める階層であることが確認できる。 このように、現実で直接対面する多文化世帯はテレビ番組でよく見るヨーロッパや米国、日本中心のイメージとはずいぶん違う。 結婚移住女性は大きく三段階で入ってきた。 まず1990年代初めの中国修交以後、朝鮮族の女性が大挙して流入し、 二番目に特定の宗教の信徒で日本とフィリピンが韓国男性と結婚し、 三番目、2000年以後に私設の結婚仲介業者を通じてフィリピン、ベトナムを中心とする東南アジアの女性が大挙入国した。 最近ではタイ、モンゴル、ウズベキスタン、ロシアなど多角化している(ソル・ドンフンなど、2005 /チュ・ウンソンなど、2012)。 普通、韓国の社会で結婚移民者や帰化者と言えば、たいてい田舎の年齢が高い未婚男性と結婚した東南アジア女性を思い出す。 しかし統計で見るように、ほとんどは農村ではなく都市、特に首都圏地域に集まって暮らしている。 都市内でも大規模工業地区や商業地域に集中している。 ソウルの場合、九老(8602)、永登浦区(10861)、京畿は安山(12958)、水原(9293)、富川(7597)、仁川は南東(3279)、富平(4746)、西区(3226)に比較的多い多文化隣人が暮らしている。 農村の結婚移住女性の増加は比較的最近のことだ。 一方、ほとんどは女性で、男性よりも6倍多い。 一般的な移住労働者の範疇では男性の方が女性より3倍多いが、 これと比較すると非常に対照的だ。 これは、外国男性と結婚する韓国女性が外国女性と結婚する韓国男性よりはるかに少ないという事実とも関係がありそうだ(移住の女性化)。 また、短期的な滞留と労働を超えて生活の定着段階に至ると、女性移住民は男性について韓国に定着する場合がほとんどであると把握される。 その理由は色々なものがあるだろうが、主に経済的な理由と見られる。 出処および参考資料
付記
ソン・ミョングァン チャムセサン研究所(準). 《負債戦争》を共に作ったしチャムセサン週例討論会を企画している。 翻訳/文責:安田(ゆ) Created byStaff. Created on 2016-05-16 13:17:20 / Last modified on 2016-05-16 13:17:21 Copyright: Default 世界のニュース | 韓国のニュース | 上の階層へ |