韓国:現代重工下請労組がハンストに突入 | |
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現代重工下請労組がハンストに突入「一日一日が切迫していて、食を断って闘争する」
ユン・テウ記者 2015.11.02 12:19
▲2日、現代重工正門の反対側の座込場で現代重工社内下請支会のハ・チャンミン支会長と組合員がハンスト座り込みをしている。[出処:現代重工社内下請支会] 賃金の未払いと労働災害死亡などの問題を解決するためのヨーロッパ遠征を前にして、 現代重工下請労組が11月2日に現代重工正門反対側の座込場でハンストに突入した。 去る4月、賃金未払いのまま突然廃業した現代重工下請企業KTK船舶所属の労働者の座り込みは、200日以上長引き、 9月2日には下請労働者の故イ・ジョンウク氏が事故に遭って結局亡くなった後、 まだ元請業者の現代重工は問題解決に動かないため、問題解決を要求するための決断だ。 現代重工下請労働者が労働災害にあう問題はこれまでもずっとあった問題で、 昨年だけでも下請労働者13人が労働災害で死亡し、今年だけでもすでに3人が死亡した。 現代重工下請労組は現代重工が解決できる「人災」なのに、立ち上がって解決しないでいて労災事故が再発すると批判してきた。 下請労組の金属労組現代重工社内下請支会ハ・チャンミン支会長とヒョン・ジェチャン組合員はハンストに突入するにあたり 「(去る4月に廃業した下請企業)KTK船舶が食い逃げ廃業し、賃金を取られて路上に居座ってから200日経った。 労災で死亡した故イ・ジョンウク労働者の遺族と共に闘争してからも、もう1か月」とし 「ところが元請業者現代重工は労災死亡の責任を取らず、彼らの絶叫にも無返答」と批判した。 ハ・チャンミン現代重工下請支会長とヒョン・ジェチャン組合員は 「これまでたくさん闘争をしたのに、何の問題も解決できなかった」とし 「ヨーロッパ遠征闘争を前にしているが、一日一日が切迫していて、ハンストで闘争する」とハンストの理由を語った。 ハ・チャンミン支会長とヒョン・ジェチャン組合員はまた 「食を断ってヨーロッパ遠征闘争に行けば、その(元請現代重工が下請労働者問題を解決しないという)障壁を越えられるとは思っていない」が、 「下請労働者が死に続け、(下請企業構造調整と食い逃げ廃業で)数千人が一瞬にして路上に追い出されているのに、 小さな苦闘もできなければあまりにも悲しい」と訴えた。 彼らは「下請企業KTK船舶の食い逃げ廃業問題と労災死亡問題が解決しない理由はただ一つだ。 元請業者の現代重工が(下請労働者の問題に)直接責任を取るという先例を残さないようにするため」と、 黙々無返答で一貫する現代重工を批判した。 現代重工下請労組は11月15日、ヨーロッパに出国した後、 16日から21日まで現代重工下請労働者の懸案で国連企業人権フォーラムに参加して国際労働機構に提訴する予定だ。 また現代重工の船主社と投資社への抗議訪問もする計画だ。 付記
ユン・テウ記者は蔚山ジャーナルの記者です。この記事は蔚山ジャーナルにも掲載されます。チャムセサンは筆者が直接書いた文に限り同時掲載を許容します。 翻訳/文責:安田(ゆ)
Created byStaff. Created on 2015-11-08 11:28:23 / Last modified on 2015-11-08 11:28:24 Copyright: Default 世界のニュース | 韓国のニュース | 上の階層へ |