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韓国:錦湖タイヤ職場閉鎖、団結で破る
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錦湖タイヤ職場閉鎖、団結で破る

7日「職場閉鎖撤回、15賃闘勝利、全組合員決意大会」…「闘争で新しい労使文化を定着させる」

ソン・ミンギュ記者 2015.09.08 18:51

錦湖タイヤ光州、曲城、平沢工場の組合員たちが職場閉鎖撤回を要求し、 決意大会を行った。

労組光州全南支部錦湖タイヤ光州支会と曲城支会、平沢工場の組合員約3千人は 9月7日に錦湖タイヤ光州工場正門前の運動場で 「職場閉鎖撤回、15賃闘勝利、全組合員決意大会」を開いた。 この日の決意大会で組合員たちは、無能な経営で苦しむ組合員たちの要求を拒否し、 職場閉鎖を行って労使関係を破綻に追い込んだ錦湖アシアナの朴三求(パク・サムグ)会長と会社を強く糾弾した。

▲労組光州全南支部錦湖タイヤ支会の組合員たちが9月7日午前、光州市光山区の錦湖タイヤ光州工場運動場で「職場閉鎖撤回、2015賃闘勝利、全組合員決意大会」を開いた。[出処:金属労働者キム・ギョンフン]

支会は一方的な賃金ピーク制の導入中断と賃上げを要求して、 22日間の全面ストライキを行っている。 この日の決意大会で組合員たちは、会社が支会の常識的な要求を不法に追いやっていると批判した。

支会は来年の賃金団体協議で賃金ピーク制に合意・施行しようという修正案を提示するなど、 交渉妥結のためにあらゆる努力を傾けた。 会社は合意せずに就業規則を変更し、賃金ピーク制を適用するという改悪案を出すなど、 交渉は平行線をたどっている。 支会は実際決定権者である朴三求会長が直接出て来てこの状況を解決するよう要求した。

▲9月7日「職場閉鎖撤回、15賃闘勝利、全組合員決意大会」に参加した組合員たちが歌グループの公演に拍手している。[出処:金属労働者キム・ギョンフン]

錦湖タイヤ曲城支会のシン・ホシク支会長は 「光州市長と光州市の機関長たちと今朝、懇談会をしてきた。 その場で組合員たちは会社の真情性ある交渉姿勢を見たいと話した」とし 「朴三求会長は、 錦湖産業と錦湖高速、海外工場まで買収し、 5年間あらゆる権利と賃金を投げ出して黙々と働いてきた錦湖タイヤの組合員には譲歩できないと粘っている。 こうした心がけを直さなければならない」と声を高めた。

シン・ホシク支会長は「われわれは会社を屈服させるためにストライキをするのではない。 和合する会社を作りたい。 今回の闘争の目標は、互いを尊重する労使文化を定着させることだ」と強調した。

▲9月7日「職場閉鎖撤回、2015賃闘勝利、全組合員決意大会」に参加した組合員たちがストライキ勝利を宣言し、団結闘争歌を歌っている。[出処:金属労働者キム・ギョンフン]

錦湖タイヤ光州支会のホ・ヨンデ支会長は 「今までの闘争を無駄にさせない。 会社は9月5日の交渉を最後に、これ以上交渉しないという」とし 「職場閉鎖で闘争の勢いが失われれば、会社が主導権を握って交渉するという胸算用だ。 とんでもない態度だ」と会社の交渉態度を強く批判した。

ホ・ヨンデ支会長は「私たち皆が苦しい。 組合員たちが満足する結末のため、執行部はすべての努力をつくす。 組合員だけを信じて最後まで行く。 団結して闘争し、必ず勝利しよう」と組合員の団結を要求した。

▲ホ・ヨンデ光州支会が9月7日「職場閉鎖撤回、15賃闘勝利、全組合員決意大会」で代表支会長として会社の職場閉鎖を糾弾する発言をしている。[出処:金属労働者キム・ギョンフン]

労組光州全南支部のシム・ジョンソプ支部長は 「労働者は正常に経営される会社を望む」とし 「5年前、使用者の無能力で工場が不渡りを出し、 組合員たちは大きな苦痛をあじわった。 工場が正常化して3千億ウォン台の営業利益を上げたのだから、被害を受けた労働者たちに返さなければならない。 これが当然の道理だ」と声を高めた。

会社は支会のストライキを不法ストライキにするため、地方労働委員会に一方的に仲裁を申請したが、 受け入れられなかったために9月6日午前7時に職場閉鎖を断行した。 錦湖タイヤ支会は職場閉鎖にも動揺せず、現在のストライキ隊伍とプログラムを維持する計画だ。 支会は会社に対し、職場閉鎖を撤回と誠実交渉を要求する上京闘争を準備する一方、 経営失敗の責任を問い朴三求会長退陣闘争も展開する予定だ。(記事提携=金属労働者)

原文(チャムセサン)

翻訳/文責:安田(ゆ)
著作物の利用は、原著作物の規定により情報共有ライセンスバージョン2:営利利用不可仮訳 )に従います。


Created byStaff. Created on 2015-09-10 15:40:57 / Last modified on 2015-09-10 15:40:58 Copyright: Default

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