韓国:労働改革の渦、民主労総が11月「政治ゼネスト」に突入 | |
[MenuOn] Home | ニュース | イベント | ビデオ | キャンペーン | 韓国 | コラム | About | Help [login ] | |
労働改革の渦、民主労総が11月「政治ゼネスト」に突入26日に二大労総中執...韓国労総「労使政委」決定、民主労総「闘争計画」確定
ユン・ジヨン記者 2015.08.25 14:15
全国民主労働組合総連盟(委員長ハン・サンギュン、民主労総)が来る11月、 労働市場構造改悪阻止などを掲げてまた政治ゼネストに突入する。 政府の法改正案をめぐる国会での議論が予想される11月を目標として、 ゼネストの組織化に全力を尽くす計画だ。 また民衆総決起闘争とゼネストへと続く下半期闘争で、 大企業を狙った財閥責任賦課などの6大要求条件を全面化する方針だ。 最近、政府による労働市場構造改悪強行と韓国労総の労使政委参加が問題になって、 民主労総の役割にも関心が集まっている。 これに民主労総は8月25日午前11時、民主労総の会議室で記者懇談会を開き、 労働市場の構造改悪に対する政策と下半期の闘争計画を説明した。 民主労総のイ・ヨンジュ事務総長は 「なぜ民主労総はいつもゼネストをするだけで、なぜ目に見えないのかという話がある」とし 「だがこれは戦争の時になぜ戦うのかを聞くようなものだ。 28日の1万先鋒隊闘争を始め、下半期闘争を説明するために記者懇談会を開くことにした」と説明した。 韓国労総は8月26日に中央執行委員会を開き、政府の労働市場構造改革のための労使政委に参加するかどうかを最終的に決める。 労使政委不参加を固守する民主労総も同日、中央執行委員会を開き、 下半期の闘争方針を議論する予定だ。 民主労総のハン・サンギュン委員長は 「明日、民主労総と韓国労総が中執を開く。 韓国労総は労使政委への参加について悩みが多いようだし、 民主労総は下半期の全体的な闘争計画を確定する中執になるだろう」とし 「われわれは朴槿恵政権の戦争の挑発に死活をかけて闘争を組織するほかはない状況」と強調した。 労使政委に参加せず、11月まで闘争を配置して労働市場の構造改悪を阻止するという意志だ。 民主労総は政府が労働市場構造改悪を強行すれば、直ちにゼネストに突入する基調を維持して、 11月の「労働市場構造改悪阻止、財閥改革-良い雇用争奪」のためのゼネストに突入するまで組織化に全力を尽くす方針だ。 28日には光化門の世宗路公園で集中行動集会を開き、 10月24日には非正規職全国労働者大会を開く計画だ。 11月14日には汎市民、民衆団体などが集結する朴槿恵(パク・クネ)政権退陣10万民衆総決起闘争を展開する。 イ・ヨンジュ事務総長は 「朴槿恵政権が今年の初めに労働市場構造改悪を強行できなかったのは、 民主労総が構造改悪を強行すれば直ちにゼネストに突入すると宣言して、 全国の労働者たちがあちこちで戦っているからだ」とし 「11月のゼネストはまた政治ゼネストの性格であり、 今年、私たちが持てる限りのエネルギーを結集して作り出す闘争になる」と説明した。 また民主労総は下半期の「財閥責任-青年雇用-労働者庶民生かす」民主労総6大要求を全面化し、 財閥大企業との闘争も行う方針だ。 彼らは「財閥税3大立法」、「使用者責任3大課題」、「社会的責任3大課題」の履行などを含み、 △財閥責任賦課3-3-3パッケージ要求をはじめ、 △労働時間短縮による雇用創出、 △最低賃金1万ウォン-高位役員年俸上限制、 △常時持続業務の正規職直接雇用、 △すべての労働者の労働基本権保障、 △すべての庶民の社会安全網保障を6大要求として想定している。 民主労総のイ・チャングン政策室長は 「財閥税3大立法は、民主労総の独自の法案を準備しており、 野党との協力、協議の過程を経るようになるだろう」とし 「合わせて使用者責任と社会的責任など、財閥に関する民主労総の要求は、 経済民主化の観点から市民社会団体と同じだと判断している。 今後、市民社会と協力していくことになるだろう」と明らかにした。 民主労総は8月24日の常任執行委員会で下半期の闘争計画を議論し、 来る26日の中央執行委員会と9月2日の中央委員会を経て、計画を最終的に確定することになる。 ハン・サンギュン委員長は「労使政委の中で労働市場の構造改悪を議論すれば、 労働者の権利はおしまいになる。 労使政委機構の中で労働者の権利は守れないという判断は確かだ」とし 「労使政委で野合があれば、われわれは深刻な労働権の後退と規定するほかはない」と強調した。 イ・ヨンジュ事務総長も「対話は平等である時にのみ可能だ。 労働者の譲歩を前提とする労使政委では一緒に議論はできない」とし 「2月から民主労総は政府に直接対話を要求してきた。 6〜7月には国会で議論しようという案を投げた。 平等な水平的な関係で対話をするのなら、いつでも民主労総も参加する意向がある」と明らかにした。 翻訳/文責:安田(ゆ)
Created byStaff. Created on 2015-08-27 07:35:57 / Last modified on 2015-08-27 07:35:59 Copyright: Default 世界のニュース | 韓国のニュース | 上の階層へ |