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韓国:甲乙オートテック労組破壊の資金がわかった
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甲乙オートテック労組破壊の資金がわかった

「使用者側が企業労組に支払い」...労働部手抜き捜査議論

チョン・ジェウン記者 2015.07.09 15:53

元警察と特戦司令部、用役を新入社員として偽装採用する新種の労組破壊で 社会的な問題になった甲乙オートテック労組の破壊資金が明らかになった。

新政治民主連合環境労働委の議員ら(新政連)と既存労組の金属労組甲乙オートテック支会(金属労組)は、 匿名の情報提供者から企業労組の資金内訳を記録した「家計簿」という題名の帳簿を入手したと7月9日、 報道資料で明らかにした。 この帳簿によれば、5月の1か月間で企業労組に5千万ウォンが支払われた。 新政連と労組はこのような労組破壊資金を使用者側が支払ったと主張している。

特に、労組破壊犯罪捜査の核心的な証拠である資金内訳と流れが記録された企業労組の帳簿を6月27日、労働部に提出したが、 本格捜査に着手さえしなかったと明らかにし、 検察と労働部の事業主甘やかしの論議がおきている。

企業労組5月の一か月に賞与金など現金5千万ウォンの収入
新政連、金属労組「使用者側が労組破壊資金を支援」

金属労組が入手した5月、6月の企業労組帳簿によれば、 5月の1か月間に「賞与金」、「特別賞与金」の名目で現金5千万ウォンが収入として記録された。 6月の帳簿は1〜16日までが入手でき、月の中旬以後に入金された5月と同じ収入は記録されていなかった。 ただし、6月19日に「奨励金」の名目で「試験祈願費」120万ウォンが収入として記録されていた。

[出処:金属労組]

新政連と金属労組は「企業労組の帳簿収入は、 使用者側が労組破壊資金を現金で直接支援した」とし 「企業労組は労組破壊資金の流れを隠すために、 不明確な使い道の場合は項目と細目の名称を変えて作成した」と主張した。

一例として帳簿支出内訳で「家族のお小遣」、「婚家」等は、 労組破壊傭兵として雇用された企業労組側のメンバーを、 「チャン現金」の「チャン」と「ウ・カード」の「ウ」は企業労組委員長のソン某氏と事務長キム某氏をそれぞれ示しているという。

これによれば5月から6月中旬までの企業労組専従業務をしていた企業労組委員長に支払われた帳簿上の総額は役1780万ウォン、 事務長に支払われた総額は役180万ウォンで、 使用者側が支払った賃金保全費用と推定される。

▲企業労組帳簿には事務長のキム某氏の賃金保全内訳も記録されている。[出処:金属労組]

また帳簿には、企業労組に友好的な記事を出したL新聞に5月26日 「00インタビュー」の費用として110万ウォンが支出に記録された。 L新聞では企業労組委員長の単独インタビューが二回にわたり報道された。

新政連と金属労組は「5千万ウォンの収入は、組合員50人規模の企業労組が5月の1か月で自主的に用意したとはとうてい考えられない金額」とし 「実際に帳簿には、企業労組が総額の70%を超える3557万ウォンを企業労組委員長を含む労組破壊の先頭に立った人たちに支払った事実が指摘されている」と明らかにした。

それと共に「使用者側労組に5千万ウォンを支払ったのが事実なら、 これは重大な不当労働行為の犯罪行為」とし 「労働部天安支庁は、金属労組から帳簿を受け取ってずいぶん経つのに、 まだこれについて本格的な捜査にも着手していない」と主張した。

しかし甲乙オートテック暴力事態で構成された警察特別捜査本部は、 労組破壊を目的として入社した新入社員の集団暴行に対する金属労組の防御行為を暴力だとし、 支会の組合員たちが入院している病院まで行って調査をするなど、 攻勢的で素早い捜査の姿勢を見せていると指摘した。

新政連と金属労組は 「労働部と検察・警察の態度を見れば、 労組破壊を目的に入社した新入社員の一部と金属労組の幹部だけを処罰して、 まさに事態の背後で労組破壊を陰謀した使用者側についてはずるずると引き延ばし、 軽い処罰にしようとしているのではないのかと疑わざるをえない」と明らかにした。

これに関して使用者側は7月9日、関係者らが「席にいない」と明らかにした。 取材のために使用者側に連絡先を残したが連絡はなかった。 労働部の関係者は「捜査中の事案なので答えられない」と伝えた。

なお、労働部は4月14日から特別勤労監督および押収捜索をしたが、 使用者側の労組破壊関連不当労働行為結果をまだ出していない。 忠南地方警察庁捜査本部も企業労組側の暴力事態についての捜査結果をまだ出していない。

付記
チョン・ジェウン記者はメディア忠清の記者です。この記事はメディア忠清にも掲載されます。チャムセサンは筆者が直接書いた文に限り同時掲載を許容します。

原文(チャムセサン)

翻訳/文責:安田(ゆ)
著作物の利用は、原著作物の規定により情報共有ライセンスバージョン2:営利利用不可仮訳 )に従います。


Created byStaff. Created on 2015-07-10 13:50:48 / Last modified on 2015-07-10 13:50:49 Copyright: Default

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