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韓国:貨物連帯組合員14人連行、1人に拘束令状発布
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貨物連帯組合員14人連行、1人に拘束令状発布

「警察暴力で8針縫って5人は病院治療」

ヨン・ソンノク記者 2015.06.24 18:39

蔚山南部警察署がストライキをしている労働者を連行する時、 ある労働者が負傷して八針縫うなど、労働者の被害は大きい。 警察はCJ宅配労組のストライキに関し、16日から5日間ストライキを続けている労働者と貨物連帯組合員14人を連行し、1人には拘束令状が発行された。

▲警察が貨物連帯組合員を強制連行する場面. [出処:貨物連帯蔚山支部]

公共運動組合貨物連帯蔚山支部は6月21日午後、 蔚山南部警察署の前で貨物連帯組合員を連行した警察に抗議する記者会見を行った。 労組は16日に連行された組合員3人は全員警察署に搬送された後に病院で治療を受けたとし、 警察が暴力的に労働者を連行したと抗議した。 19日に連行された江南支会のユ・ホジュン副支会長は心筋梗塞を抱えている60歳の年齢なのに、 警察が無理に連行したため手を切り8針縫う治療を受けた。 労組は20日に連行されたイ・サンナク慶南支部長は警察に腰を踏まれ、病院に運ばれたと主張した。

貨物連帯CJ大韓通運労組がストライキに突入してから20日になろうとしているが、 解決の糸口が見い出せない。 宅配労組は金銭ペナルティと差別手数料廃止を約束した2013年の確約書の履行を会社側に要求し、 6月8日からストライキに入った。 だが公式な団体交渉は行われていない。 CJ大韓通運会社側は、宅配ドライバーは個別事業者として登録されているため、 労組を認められないという立場だ。

▲貨物連帯蔚山本部が21日に南部警察署が労働者を暴力的に連行したとし、糾弾記者会見を行った。[出処:蔚山ジャーナル ヨン・ソンノク記者]

貨物連帯本部はCJ大韓通運労組ストライキ12日目の6月19日、 南区の麗川洞と梁山の勿禁ターミナルで全国拡大幹部決意大会を開いた。 梁山の勿禁ターミナルでは、労組の集会で3時間ほど宅配車両運送が遅れ、 警察は貨物連帯労働者を連行した。

労組は「貨物運送をするためには貨物運送の免許が必要なので、 会社が代替人員として投入した車両を確認する過程で警察が労組の関係者を無理に連行した」と主張した。

付記
ヨン・ソンノク記者は蔚山ジャーナルの記者です。この記事は蔚山ジャーナルにも掲載されます。チャムセサンは筆者が直接書いた文に限り同時掲載を許容します。

原文(チャムセサン)

翻訳/文責:安田(ゆ)
著作物の利用は、原著作物の規定により情報共有ライセンスバージョン2:営利利用不可仮訳 )に従います。


Created byStaff. Created on 2015-06-25 15:58:06 / Last modified on 2015-06-25 15:58:06 Copyright: Default

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