建設労組組合員、送電塔高空籠城に突入

全南起重機操縦士、賃貸社の解雇、職場閉鎖に苦しむ

全国建設労組 光州全南建設機械支部 全南東部地域起重機支会組合員の2人が、 起重機賃貸社の労組弾圧に抗議して、6月2日午前4時30分頃、麗水市石槍交差点近隣の 30メートルの送電塔で高空籠城に突入した。

［出処:建設労組］

15の起重機賃貸社に所属する起重機操縦士は、 昨年10月に労組を結成して会社に8時間労働、日曜休業保障、雇用安定保障などを要求し、団体交渉を要求してきた。

だが会社は労組の要求を拒否し、昨年12月に大韓重機が3人の労働者を解雇したのに続いて ドンシン・クレーンと南洋クレーンが5月24日、職場閉鎖と共に15人の労働者を解雇したと労組は明らかにした。

特に会社は労組組合員に対してのみ職場閉鎖をしたことが明らかになり、 不法職場閉鎖の疑惑が提起されている。 会社は20人ほどの労働者を選別して職場閉鎖し、 彼らは起重機操縦業務を遂行できずにいる。

建設労組の関係者は「主に麗水産業団地で働く組合員たちは、 解雇5か月、職場閉鎖2か月、故意の賃金未払いで経済的に苦しんでいる」とし 「会社は労組の組合員だけを選別して解雇し、職場閉鎖するなどの不当労働行為を行っている」と話した。

この関係者はまた「会社名の労組組合員が運転する起重機だけを売却する形で会社は構造調整をしている」とし 「労組を無力化させた後、また起重機を買い入れる方式を使っている」と批判した。

労組はこの日午前11時、送電塔の下で記者会見を行って 「起重機の賃貸社は労組の団体交渉要求を拒否し、労組破壊に血眼になり、 解雇と職場閉鎖を断行した」とし 「これまで数回の対話努力をしてきたが、誠意が見られなかったため、 解雇労働者たちが鉄塔座り込みをすることになった」と明らかにした。

労組は再度「これまで108拝と三歩一拝、市庁前テント座り込みと路上集会を行い、 鉄塔高空籠城という最後の手段を選択するに至った」と明らかにした。

建設労組は6月11日、ここで全国建設労働者集中集会を開く計画だ。

［出処:建設労組］

原文(チャムセサン)

翻訳/文責:安田(ゆ)
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