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韓国:金属労組、2.25ゼネスト組合員投票に突入
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金属労組、2.25ゼネスト組合員投票に突入...15万がストへ

17日から19日までの三日間...投票可決すれば15万全組合員がストライキ

ユン・ジヨン記者 2014.02.17 15:49

全国金属労働組合(委員長チョン・ギュソク、金属労組)が今日(17日)から三日間、 2月25日の国民ゼネストを成功させるための組合員賛否投票を進める。

現在、民主労総をはじめとする労働、市民社会、貧民、青年などは2月25日に国民ゼネストに突入すると宣言した。 民主労総は昨年12月22日、警察の民主労総侵奪事件以後、朴槿恵(パク・クネ)退陣を掲げて2回のゼネスト集会を開き、朴槿恵大統領就任1周年になる25日に国民ゼネストを宣言した。

これにより金属労組は1月14日に中央執行委員会を開き、ゼネストを組織するための組合員賛否投票を行うことにした。 賛成意見が50%以上で投票が可決されると、金属労組の全組合員は2月25日にストライキに突入する。 現在、金属労組の組合員は約15万人だ。

金属労組は今回のゼネストで「朴槿恵退陣」の要求以外に △通常賃金の大法院全員合議体判決糾弾 △政府による韓国GMヨーロッパ輸出物量撤収決定糾弾 △労組破壊事業主の大量無嫌疑処理糾弾 △間接雇用を乱用する現代車-サムスン電子などの財閥規制放棄糾弾 といった議題が含まれる。

金属労組関係者は 「賛否投票が可決されると金属労組の全組合員がストライキに突入することになる」とし 「また18日と19日の2日間開かれる中執修練会では、ストライキの程度をはじめ、ストライキ後の対応などの具体的な戦術を議論する予定」と明らかにした。

また彼は「賛否投票そのものがゼネスト組織化のひとつ」とし 「圧倒的に可決されると見ている。これまで幹部を中心に懇談会などを通じた積極的な組織化を続けてきた」と説明した。

なお組合員賛否投票は19日の6時まで続き、19日の夜遅く投票結果が公開される予定だ。

原文(チャムセサン)

翻訳/文責:安田(ゆ)
著作物の利用は、原著作物の規定により情報共有ライセンスバージョン2:営利利用不可仮訳 )に従います。


Created byStaff. Created on 2014-02-18 17:33:34 / Last modified on 2014-02-18 17:33:35 Copyright: Default

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