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韓国:下からのゼネスト闘争が始まる
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下からのゼネスト闘争が始まる

現場組織が2.25民主労総ゼネストを成功させるために共同闘争を宣言

ペク・イルジャ記者 2014.01.22 12:24

2月25日に「朴槿恵(パク・クネ)政権退陣」を要求する民主労総のゼネストが予告された中で、21日に政治社会団体と全国現場組織はゼネスト勝利のための共同立場書を発表した。

今回の宣言には、政派を問わず京畿民主労働者会と公務員活動家の会、起亜車 所下里現場労働者、起亜車華城労働解放に向かう前進、前忠北金属活動家の会、 トウォン精工新しい日を開く労働者の会、鉄道労働者の会、韓国GM民主労働者の会、 漢拏ビスティオン協調平沢工場現場同志会、貨物現場労働者の会など、50以上の現場組織が参加した。

政治社会団体と活動家組織からは、労働者階級政党推進委員会と労働戦線、 社会進歩連帯、全国現場労働者の会、左派労働者の会、現場実践労働者連帯など9か所が参加した。

彼らは「朴槿恵政権の1年は、連続的な公約破棄、国家機関を動員した不法大統領選挙介入、鉄道をはじめとする医療、教育に対する民営化で綴られ、全教組と公務員労組弾圧を始めとして労働者民衆運動陣営に対する全面的な弾圧の水位はすでに限界を超えた」と説明した。

しかし「民主労総のゼネスト闘争は、威力的なゼネスト闘争に進んでいない」 と惜しみを表現し、「決定された民主労総ゼネストのために、各級労働組合執行部はこれ以上、組合員に責任を転嫁せず、積極的にゼネスト闘争の組織を始めるよう提案する」と明らかにした。

また「われわれ現場組織と活動家は、相互の政治的立場の差を問わずにゼネストを組織するために、現場共同実践活動を展開し、闘争の前面に立ち、2.25民主労総ゼネスト勝利のために組織して闘争する」と強調した。

一方、民主労総は鉄道ストライキと民主労総の侵奪以後、2月25日のゼネスト闘争を決め、農民、貧民、学生、市民など各界各層に2.25国民ゼネストを提案している。

政派を離れた現場組織の共同闘争が、実質的な下からのゼネストを成功させられるのか、帰趨が注目される。

付記
ペク・イルジャ記者はニュースセルの記者です。この記事はニュースセルにも掲載されます。チャムセサンは筆者が直接書いた文に限り同時掲載を許容します。

原文(チャムセサン)

翻訳/文責:安田(ゆ)
著作物の利用は、原著作物の規定により情報共有ライセンスバージョン2:営利利用不可仮訳 )に従います。


Created byStaff. Created on 2014-01-23 20:23:26 / Last modified on 2014-01-23 20:23:27 Copyright: Default

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