警察、催涙液を乱射して7階まで...組合員千人が民主労総進入へ

［2信］KTX氾国民対策委、野4党「民主主義根幹を破壊する行為を全身で防ぐ」

［2信補強15:00］警察、催涙液を乱射して7階まで進入
KTX氾国民対策委と野4党「民主主義の根幹を破壊する行為、全身で防ぐ」

［出処:鉄道労組］

鉄道労組の指導部を逮捕するために民主労総中央本部の事務室があるビルに入った警察が7階まで進んだ。

1階ロビー玄関の自動ドアを壊し、催涙液を乱射しながら1階に入った警察は2階 まで上がると、しばらく小康状態を見せていたが、2次進入を試みて7階に進入 した。民主労総と鉄道労組執行部は13階の民主労総本部事務室に集まり、侵奪 に対応しているという。

▲侵奪に備えて鉄道労組執行部が民主労総13階の事務室に集まった。［出処:鉄道労組］

▲民主労総組合員など約千人が民主労総に入ろうとした。［出処:ユン・ジヨン記者］

民主労総の建物の外にいる組合員と市民約千人は抗議糾弾集会を続けており、 民主労総への進入を試みて、警察の阻止線を突破しようとして衝突した。

なお、この日の午後2時、民主党、正義党、統合進歩党、労働党など野4党と KTX民営化阻止および鉄道公共性強化のための汎国民対策委員会(KTX氾国民対策委) は、民主労総本部がある京郷新聞社のビルの前で記者会見を行い、警察の民主労総 侵奪を糾弾した

［出処:ユン・ジヨン記者］

彼らは記者会見文で「鉄道労組指導部を逮捕するという名目で民主労総事務室 にまで強制的に入るのは、労働界全体の弾圧」とし「こうした労働弾圧と民主 主義の根幹を破壊する行為を全身で防ぐ」と明らかにした。

KTX氾国民対策委のチュ・ジェジュン共同執行委員長は、「1階から13階まで、 民主労総の組合員が配置されており、(民主労総がある)建物の手すりは低くて 狭い」とし「警察力を動員して13階に行けば、不幸な事態が起きかねない」と 警察の民主労総への強制進入を糾弾した。

彼らは記者会見の直後、民主労総委員長と鉄道労組委員長が面談するために ビルの中に入ろうとしたが、警察に遮られて意図を達成できなかった。

▲民主労総中央本部の事務室がある京郷新聞社のビルの横断幕。［出処:ユン・ジヨン記者］

［1信］警察、民主労総を電撃的に侵奪...100人余りを連行
1階ロビー玄関のドア2つを壊してビルに進入...建物のあちこちで衝突予想

鉄道民営化中断を要求し、14日間ストライキを続けている鉄道労組の執行部を 連行するために、警察が民主労総を電撃侵奪した。

［出処:民主労総］

［出処:ユン・ジヨン記者］

ソウル市征東にある民主労総本部の前で、12月21日から民主労総の侵奪に備え 徹夜で組合員・市民と警察が対峙を続けていた。22日の午前9時30分頃、警察は 5500人を配置し、鉄道指導部がある民主労総本部事務室に電撃的に進入した。

11時30分頃に、警察は1階ロビー玄関の扉を壊し、行く手をふさいでいた人々を 連行した。この過程で民主労総のヤン・ソンユン首席副委員長、イ・サンジン 副委員長、公共輸送労組連盟のイ・サンム委員長、全教組のキム・ジョンフン 委員長など多くが連れ出されて連行された。

▲22日、警察の民主労総侵奪を防ぐために建物を死守している全教組のキム・ジョンフン委員長が連行された。［出処:金属労組キム・ヒョンソク］

［出処:＠songbag］

［出処:メディア モング］

12時32分、1階ロビー内側の自動ドアがあけられ、数十人の死守隊が連行され、 警察逮捕部隊が投入され、建物の中に入り始めた。 各階にバリケードを張って 指導部を死守していた鉄道労組の組合員たちは窓から水をかけて、警察の進入 に抵抗している。警察は午後1時現在、現場から119人を連行したが、組合員は 頑強に抵抗しており、連行者らは増え続けそうだ。

警察は民主労総事務室を取り囲んで完全に封鎖した状況で、建物の反対側では 民主労総組合員と学生など約500人が警察の民主労総侵奪に激しく抗議して集会 を行っている。

警察が民主労総本部事務室に強制進入して組合員を連行するのは1995年の民主 労総設立以来初めてだという。民主労総本部事務室がある征東の京郷新聞社は 古いビルで内部の通路が狭く、手すりなどが弱いと言われ、鎮圧の過程で大事故 がおきかねないという憂慮もあがっている。

さらに民主労総事務室が入居している13〜15階に入るには、7階の京郷新聞社を 通って上がらなければならず、1979年に新民党が入居していた東亜日報社ビル 乱入以来34年ぶりの事例になる。

現在、民主労総は首都圏の組合員に民主労総への結集を公表し、午後4時に非常 中央執行委員会を招集して、今後の対応方法を具体的に発表する予定だ。

原文(チャムセサン)

翻訳/文責:安田(ゆ)
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