韓国:ソウル地下鉄 18日のスト撤回…「鉄道スト連帯は継続」 | |
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ソウル地下鉄の労使交渉が妥結、18日のストは撤回ストライキ10時間前に合意...「鉄道労組ストへの連帯は継続」
ユン・ジヨン記者 2013.12.18 00:40
12月18日にストライキが予告されていたソウル地下鉄労組がソウル・メトロとの交渉を妥結させた。 ソウル地下鉄労使は12月17日の夜10時から方背洞にあるソウル・メトロ本社で ストライキ前の最終交渉に突入することに決めた。 交渉を控えてソウル・メトロは意見の差を調整するとして、交渉時間を11時に 延期し、その後、労使は夜11時30分頃に交渉を妥結させた。労使の交渉が妥結 したことで、18日午前9時に予定されていたストライキは撤回された。 これまで労使が意見の差を縮められなかった争点は、△退職金削減による補償 問題、△定年延長合意履行、△昇進積滞解消だ。しかし、労使は今日の交渉で 退職金削減の問題について同業(仁川、釜山地下鉄)の退職金保全の事例に準じる 方案を用意することに合意した。 また、労組は定年延長の問題に関して「終盤まで争点になった賃金ピーク制の 導入は、労組の主張のとおりに阻止した」とし「一括60歳延長か、段階的延長 かという争点では労組が一歩譲り、段階的延長に合意する代わりに『青年雇用 義務』の履行合意を引き出し、公共機関青年雇用創出に労使が応じることにした」 と説明した。昇進積滞解消という部分では、労使が順次昇進を施行することに 合意した。 なおソウル地下鉄労働者(公共輸送労組連盟ソウル地下鉄労働組合、国民労総所属 ソウル・メトロ地下鉄労組)は、12月2日から5日まで、2013年賃金団体協議に 関する組合員争議行為賛否投票を実施し、投票参加組合員93.52%中85.18%が賛成 し、争議行為突入が可決された。 ソウル地下鉄の労働者たちは12月9日の記者会見で、ソウル市と使用者側が解決 の努力を無視すれば、18日午前9時にストライキに突入すると宣言した。その後、 労使はストライキ一日前の17日午前まで16時間のマラソン交渉を行ったが交渉 は決裂し、労組はストライキ突入を予告した。 一方、ソウル地下鉄労組は「鉄道労組の民営化阻止ストライキ闘争への連帯と 支援活動は中断せず続ける」とし「また、コレイルの車両で運行する1、3、4号線 の代替輸送投入の指示は拒否を続ける方針」と伝えた。 翻訳/文責:安田(ゆ)
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