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双竜車送電塔座り込み171日で解除

双竜車支部「健康の悪化で座り込みは解除するが、闘争は続く」

ペク・イルジャ記者 2013.05.09 16:15

171日間、15万4千ボルトの高圧電流が流れる送電塔で「解雇者復職と非正規職撤廃、国政調査実施を要求」して高空籠城をしていた双竜車のハン・サンギュン前支部長とポク・キソン非正規支会主席副支会長が5月9日に座り込みを解除した。

金属労組双竜車支部は「7日に医療スタッフが鉄塔に上がり、座込者を診療した 結果、ポク・キソン主席副支会長は高血圧、胃出血、腰痛など健康状態が深刻 であることが把握されたため、座り込み解除を決めた」とし「健康上の問題で 鉄塔座り込みを終えるが、新しい方式で闘争を続ける計画」と明らかにした。

[出処:ニュースセル]

双竜車汎国民対策委と民主労総の組合員、宗教界、市民団体、労働団体、民主 統合党所属の国会議員など約300人が午前11時、送電塔の下で「双竜車 送電塔 座り込みは終わりではなく、もうひとつの闘争宣言」という記者会見を行った。

記者会見の参加者たちは「双竜車の国政調査は双竜車の問題解決の開始であり、 死を防ぐもの」と強調し「双竜車の事態解決を望むのなら、双竜車のイ・ユイル 社長だけでなく大株主のマヒンドラのパワン・コエンカ社長、朴槿恵政権は 今すぐ対話をしろ」と要求した。

[出処:ニュースセル]

正午頃に二人の座込者は金属労組組合員の助けを受けて、高架はしご車を利用 して地面に降りた。相対的に健康状態が悪いポク・キソン氏は高血圧と腰痛で きちんと歩くことができず、担架で運ばれた。医療スタッフは二人とも憂鬱症 と胃潰瘍、腰痛などで健康状態が深刻だと明らかにした。

ポク・キソン氏は「健康の悪化で降りることになり申し訳ない。体調を整えて、 この国で苦しみ、くやしく死んでいく非正規職の仲間と連帯したい」とし、涙 を流し、体調のために座り込みを中断することになったことを苦しんだ。彼の 気持ちを誰よりもよく知るポク・キソン氏の夫人も、半年ぶりに会った夫の手 を取って涙を流し、周囲を悲しませた。

[出処:ニュースセル]

ハン・サンギュン氏は「昨年の秋に送電塔に上がり、半年の時間が経ったのに、 一歩も前に進めなかった。共に送電塔に上がった三人の同志が笑いながら小さ な希望を実現して降りられたのなら、どんなに良かっただろうかと思うが、二 人の仲間が病気で苦しむ時間を見ていることはとてもつらかった」とし「暖か い春を迎え、苛酷だった寒さが恐ろしかったのではない。4年間、たった一回の 対話にも応じない双竜車会社がとても悔しい」と心境を明らかにした。

また「多くの連帯の力で、民主労総の力で、ぜひ双竜車事態を解決しなければ ならない。非正規職問題と整理解雇問題を正すことが、朴槿恵政権が言う国民 幸福時代であり、国民大統合時代だ」とし「われわれ労働者は、政府と資本が そうした役割を果たすよう闘争をしていく」と明らかにした。

二人とも救急車で平沢のグッドモーニング病院に行き、正確な健康状態を診断 する予定だ。現在、座込者たちには業務妨害容疑で逮捕令状が出されている。 (記事提携=ニュースセル)

[出処:ニュースセル]

原文(チャムセサン)

翻訳/文責:安田(ゆ)
著作物の利用は、原著作物の規定により情報共有ライセンスバージョン2:営利利用不可仮訳 )に従います。


Created byStaff. Created on 2013-05-10 09:50:52 / Last modified on 2013-05-10 09:50:52 Copyright: Default

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