金属労組、30日に夜昼4時間スト突入へ

整理解雇、非正規職、労組破壊解決3大懸案を掲げてストライキ

全国金属労働組合(委員長パク・サンチョル、金属労組)が1月30日、3大労働懸案の解決を要求し、ストライキに突入する。

［出処:金属労働者］

金属労組は、1月8日に開かれた中央執行委員会で、△整理解雇、△非正規職、 △労組破壊および損賠仮差押撤廃のために30日に夜昼4時間ストライキに突入す ることに決めた。ストライキと共にソウルと蔚山、釜山で地域、支部別に全面 ストライキ決意大会を開く予定だ。

労組はこの日の中執で、現代車不法派遣正規職化元下請共同闘争を復元するた めに、非正規職3支会幹部、現代車支部との連席会議と懇談会などを進め、交渉 と闘争についての立場を統一することにした。

また、△金属労組の中心動力である完成車支部のストライキを組織するために 完成車支部の幹部(代議員含む)懇談会を早く進行、△1月22日の次期中執会議で ストライキ執行のための具体的な計画を決定するなど全面ストライキの計画をたてた。

一方、金属労組は9日午前、大統領職引継委員会の前で記者会見を行い業務引継 委員会に3大労働懸案意見書を渡した。

彼らは記者会見で「これまで交渉で賢い解決方法を見つけようとする金属労組 の努力にもかかわらず、整理解雇、非正規職、労組破壊および損賠仮差押を行 う会社は、金属労組との正常な対話さえ拒否し、はなはだしくは是正を要求す る大法院の判決さえ無視している」とし、金属労組は3大懸案問題に関し、もう これ以上、解決の糸口が見えない場合、1月末に全面ストに突入する」と明らか にした。

続いて「3大労働懸案は、大統領職引継委員会がこれ以上先送りしたり迂回でき る問題ではなく、今すぐ解決すべき最大懸案」とし「金属労組は朴槿恵(パク・ クネ)当選者がすでに発表した公約だけでも至急に実践し、3大懸案問題の解決 に対する意志を見せるよう要求する」と明らかにした。

原文(チャムセサン)

翻訳/文責:安田(ゆ)
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