大統領選挙が終わるとすぐ...現代車が用役を工場に投入、労組員17人が負傷

生産工場への委託警備投入は明白な不法

12月21日、現代車非正規支会が不法派遣の正規職転換闘争のための昼夜間8時間 全面ストに突入すると、2千人ほどの委託警備を生産工場(第1、第2工場)に投入 し、ストライキ破壊を試みた。生産工場への委託警備の投入は、労組法と警備 業法に違反した明白な不法行為だ。

この日、現代車による生産工場への委託警備の投入により17人の負傷者が発生 した。委託警備は生産工場に投入されるとすぐ暴言を吐きながら激しい暴力テ ロを行った。

▲現代車使用者側が雇用した委託警備により重傷を負って倒れた組合員と激しい暴力を行使した委託警備［出処:金属労組］

17人の組合員が頭や目を切り、手首に金属片が打ち込まれるなどの負傷をして 近くの病院に運ばれ、4人が入院した。また第1工場事業部のチャン・ジョンナム 代表を拉致し、海岸に捨てる拉致行為を行った。

警備用役は出庫ゲートで負傷者を搬送する救急車の出入まで妨害するなどの 非人道的な行動まで見せた。

現代車非正規支会は現代車使用者側の委託警備を使った激しい暴力にもかかわ らず、ストライキを成功させた。これにより第1工場の艤装ラインが1時間40分 稼動が止まり、第2工場の艤装ラインも約1時間程、稼動が止まった。生産への 打撃を受けた車種はアクセント、ベルロースター、サンタフェ、ベラクルーズだ。

今まで現代車使用者側は13回も不法派遣特別交渉に応じたが、欺瞞的な提案を 提示するだけだ。最近、検察は雇用労働部蔚山支庁に派遣法違反事件に対して 蔚山工場の現場調査を指示し、法学教授35人も鄭夢九(チョン・モング)会長を 派遣法違反で告発している。(記事提携=金属労働者)

原文(チャムセサン)

翻訳/文責:安田(ゆ)
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