韓国:蔚山の鉄塔から平沢の鉄塔座込者に送る手紙 | |
[MenuOn] Home | ニュース | イベント | ビデオ | キャンペーン | 韓国 | コラム | About | Help [login ] | |
蔚山の鉄塔から平沢の鉄塔座込者に送る手紙[寄稿]「仲間のみなさん頑張ろう、必ず勝利しよう」
チェ・ビョンスン、チョン・ウイボン(蔚山現代車ミョンチョン鉄塔座込者) 2012.11.22 11:50
[編集者 注] 『不法派遣撤廃、すべての社内下請正規職化、鄭夢九拘束』を要求して現代車蔚山工場ミョンチョン裏門駐車場の送電塔で座り込みに入った現代車非正規職支会座込者たちが、双竜車平沢工場前の送電塔に上がった3人に手紙を送った。以下は手紙の全文だ。 昨日、報せを聞いてとても残念でした。まるで一か月前の私たちの姿をそのま ま見るようでね。国会聴聞会で『食い逃げ』資本家経営陣が双竜車の構造調整 を企画して会計を操作したという事実が天下にあらわれました。キム・ジョンウ 支部長は、労働者23人が目の前で死んでいくのを見て「これ以上の犠牲はだめだ! 国政監査を実施しろ!」という素朴な要求で、41日間ハンストを行い、病院に 運ばれました。 会社が正常化すれば、また双竜車の家族に迎えるという労使合意は、3年という 時間にたった一人の復職もありませんでした。政府と資本が知らんふりで対応 している間、逆に犠牲者が増えるだけです。命を担保にした労働者の闘争がな ければ、世の中の関心を引きません。 ▲現代車蔚山工場鉄塔の上で座り込み中のチェ・ビョンスン、チョン・ウイボン組合員[出処:蔚山ジャーナル] 私たちもここに上がって、こうしてでも私たちが正当に戦っていると表現した かったのです。8年という時間はとても苦しい時間でした。一人の同志が世を去 り、2人の同志がシンナーを浴び、160人の仲間がなじんだ職場を離れなければ ならず、千人の仲間が権限もない名ばかり社長から懲戒されました。国政監査 も3回も受け、保守的な法院も2回も不法派遣と判決したのに現代車は是正措置 どころか組合費まで差し押さえる蛮行を行っているのに、起訴もされません。 こうした切迫してはがゆい心情でここに上がる時、三人の仲間は同じ心情では なかったでしょうか? 今ここ蔚山は時間が経って、ある程度落ち着いています。 しかし骨の髄まで冷える寒さと、全身で風を受け、仲間たちが心配するのでは ないかと思うと、涼しいと言うしかない心情、狭い合板の上に三人が座ってい ることもできず、1人は立ち、腕と足がけいれんしても大丈夫だと言うしかない 心情、金属労組代議員大会で15人がストライキを宣言さえすれば力が出るのに とため息をつく心情。誰よりも当事者の私として、仲間たちの気持ちを十分に 理解します。 ▲双竜車平沢工場の前鉄塔の上で座り込みをしているハン・サンギュン、ムン・ギジュ、ポク・キソン組合員[出処:パク・ホミン現場記者] われわれはこれ以上退かないと言って鉄塔に上がりました。そして平沢と蔚山 をつなぐ闘争の戦線になりました。煙突に上がらなければならず、籠城しなけ ればならなかった双竜車労働者と現代車非正規職労働者の声は同じでしょう。 整理解雇の責任者、不法派遣の責任者を処罰して解雇者原職復帰、非正規職の 正規職化を勝ち取るのです。今、私たちが味わう寒さと苦痛は、今後、私たち が勝ち取る勝利の日の喜びになって戻ってくるようにしましょう。鉄塔の火種 は現場に広がるたいまつで、全国各地の闘争の声に広がり、必ず整理解雇、 不法派遣の責任者を法廷に立たせましょう。韓進重工業の希望バスで始まった 全国の連帯が、双竜車と現代車につながって、結局は資本と政府を降伏させて、 即刻問題解決できるようにする私たちの役割が必要です。 送電塔に上がっている私たちも苦しいですが、下で座込場を守る仲間たちや、 現場を組織し、連帯を組織するために飛び回る仲間たちの方が大変でしょう。 厳しい寒さが来ても、連帯する仲間を信じ、今も戦う仲間たちを信じています。 資本が私たちの闘争をさらに苦しめれば、われわれはその何倍もの闘争の力で 希望を作り、必ず勝利します。われわれは強い! 必ず勝利する! これが私たち の気持ちです。仲間たち、頑張ろう! そして労働悪法、整理解雇、非正規職を 撤廃しよう。 翻訳/文責:安田(ゆ)
Created byStaff. Created on 2012-11-22 22:04:33 / Last modified on 2012-11-22 22:04:34 Copyright: Default 世界のニュース | 韓国のニュース | 上の階層へ |