韓国:民主労総ゼネスト、1万5千が都心デモ行進 | |
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民主労総ゼネスト、1万5千が都心デモ行進下半期闘争を宣言...「11月の全国労働者大会で絶頂に」
ユン・ジヨン記者 2012.08.31 20:15
全国民主労働組合総連盟(委員長キム・ヨンフン、民主労総)が8月31日、大規模 な都心デモ行進を進めた。 民主労総は8月31日午後3時、ソウル駅に集まり、乙支路入口まで都心デモ行進 を行った。午後4時からは乙支路入口交差点の道路を占拠して、1時間30分ほど 集会を続けた。今回の都心デモ行進には、民主労総組合員1万5千人が参加した。 これに先立ち民主労総は8月29日、約13万7千人規模の地域ゼネストを行い、8月 31日のソウル上京集中闘争を予告してきた。今回の都心デモ行進と集会は、 地域別ストに参加した組合員の一部がソウルに上京し、△非正規職撤廃、 △整理解雇撤廃、△労働悪法再改正、△長時間労働短縮、△民営化阻止といった ゼネスト要求を掲げて進められた。 民主労総のキム・ヨンフン委員長は「李明博大統領は先日、我々のゼネスト 闘争を正規職だの利益の集団利己主義と罵倒した」とし、「したがって今日、 われわれは労働組合も作れない非正規職の撤廃を要求するためここに出てきた」 と説明した。 続いて「李明博大統領と朴槿恵(パク・クネ)セヌリ党大統領選候補が、本当に 私たちと和解する用意があるのなら、全泰壹財団で茶番劇をするのではなく、 ここに生きている全泰壹と和解しなければならない」と批判した。 公共運輸連盟のイ・サンム委員長は「李明博政権末期、KTX、ガス民営化などの 公共部門民営化をたくらみ、全国民を絞り、資本の腹を肥やそうとする」とし 「公共運輸労組は民営化阻止闘争勝利、労働の価値が尊重される世の中のため に、10月の公共労働者総決起闘争組織を約束した」と明らかにした。 SJM支会のキム・ヨンホ支会長と双竜車支部のキム・ジョンウ支部長も用役暴力 と整理解雇を批判した。キム・ヨンホ支会長は「暴力を売り買いする世の中は、 もう容認できない」とし「SJM組合員は誤った世の中を正す勝利の闘争をする」 と話した。 キム・ジョンウ双竜車支部長は「双竜車のような整理解雇、現場で差別される 非正規職を撤廃するには、厳しい実践をしなければ未来が担保できない」と頼んだ。 一方、民主労総は今回の都心集会で、10月の対国会闘争と11月の大規模全国労働者 大会、12月の大統領選挙闘争につながる下半期闘争を宣言した。彼らは9月6日の 中央執行委員会と9月26日の臨時代議員大会等で、△役員直接選挙制、△下半期闘争、 △大統領選挙方針といった新しい課題を遂行していく方針だ。 これに伴い民主労総は、9月前半、保健医療労組の産別ストを始め、整理解雇反対 闘争、『非正規職ない職場作り1千万宣言運動』と『非正規10万キャンドルデモ』 などの闘争を続ける計画だ。また10月には公務員労組の総会闘争と公共運輸労組 連盟の総力闘争、教育大改革などの大規模闘争も計画されている。 民主労総は「こうした下半期闘争は、11月の全国労働者大会で頂点に向かう。 民主労総の闘争の社会的影響は、大統領選挙政局であらわれるだろう」 と明らかにした。 翻訳/文責:安田(ゆ)
Created byStaff. Created on 2012-09-01 11:47:30 / Last modified on 2012-09-01 11:47:30 Copyright: Default 世界のニュース | 韓国のニュース | 上の階層へ |