民主労総、16地域のストライキ拠点で座り込みに突入...29日全面スト

28日まで地域拠点別座り込み...29日、31日に全面ストライキ突入

8月29日の全面ストライキを控えている民主労総が、全国16地域を中心に ストライキ拠点座り込みに突入した。

民主労総は8月16日午前11時、国会近隣産業銀行の前で記者会見を行って、全面 ストライキの準備状況とストライキ拠点座り込み突入計画を明らかにした。

彼らは「難かしい中でも全面ストライキ態勢の一環として、今日から全国16の 地域で座り込みに突入する」とし「これを中心に29日には地域全面ストライキ に入り、31日にはソウルに集まり大規模闘争を展開する」と明らかにした。

これに先立ち民主労総は去る13日、中央執行委員会を開き、全面ストライキの 日程を確定した。彼らは前に決めた28日から4日間という予定だった全面ストラ イキの日程を、29日と31日の2日間することに計画の一部を修正した。

これにより民主労総は29日の地域別全面ストライキ突入を始め、30日にソウル 広場で大規模上京闘争を行う予定だ。チョン・ホヒ スポークスマンは、「全面 ストライキ点検の過程で事業場別の日程が合わず、全面ストライキは29日に調 整した」とし「31日の上京闘争の規模はまだ確実に把握されないが、10万程度 の規模と把握している」と明らかにした。

民主労総も「今年、ずっと準備してきたストライキは、念願だったゼネストで はないかもしれない」とし「公務員労組と全教組のスト権は法で遮断されており、 必須共益事業場の保健医療労組と公共運輸連盟もスト権の行使が容易ではない」 と説明した。

続いて「これら全てが悪法のくびきの中に閉じ込められているが、誤った法と 制度の限界を突破することも、民主労総指導部を始めとする核心幹部の役割な ので、われわれの不足を反省する」と明らかにした。これにより、29日の民主 労総のゼネストは、当日の金属労組5派全面ストライキを中心として行われるこ とになりそうだ。

民主労総は現在、△非正規職撤廃、△整理解雇撤廃、△労働悪法再改正、 △長時間労働時間短縮、△民営化阻止の5つの全面ストライキ要求を掲げている。

ストライキ拠点座り込みはソウル、仁川、京畿、釜山、蔚山、済州などの16の 地域で、市庁と鉄道駅、闘争事業場などの拠点地域を中心に、16日から28日ま で続く。ソウルの場合、ソウル本部と民主労総を中心として国会に近い産業銀行 前で行われ、キム・ヨンフン委員長および総連盟指導部が座り込みに参加する。

民主労総のキム・ヨンフン委員長は「多くの人々の期待の中で19代国会が開会 したが、誤った法制度を直せないまま4か月が流れた」とし「民主労総は、もう 我慢できず座り込みに突入することに決めた。問題が解決しなければ29日全面 ストライキに続き30日大規模上京闘争を続ける」と説明した。

また記者会見団は「民主労総は31日の大規模ソウル集結を絶頂として、また力 を集め、11月の全国労働者大会、その後の大統領選挙闘争に至るまで、さらに 大きく、さらに力強く闘争する」と明らかにした。一方、記者会見の直後に、 参加者はテント座込場を設置する計画だったが、警察兵力がこれを阻止したた め、体当たりになった。

原文(チャムセサン)

翻訳/文責:安田(ゆ)
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