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韓国:公務員労組3000人...『総会闘争勝利』大会を開催
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公務員労組3000人...『総会闘争勝利』大会を開催

賃上げ、政治基本権、解雇者復職など『総会闘争』で突破

ユン・ジヨン記者 2012.06.16 17:37

公務員労組が6月16日午後2時、ソウル大野外劇場で『1020総会闘争勝利のための 総力闘争決意大会』を開催した。

この場には、ソウルと京畿、仁川、江原、蔚山、釜山など全国から約3000人の 公務員労組の組合員が参加した。彼らは政治基本権、賃上げ、設立申告、大学 子弟学資金、勤続昇進、解職者復職などの議題を10月20日に開かれる総会闘争 で突破するという決意を新たにした。

公務員労組のキム・ジュンナム委員長は、大会発言で「公務員の賃上げは、 非正規職賃金と最低賃金を上げる最善の方法」とし「また、解雇者原職復帰を 勝ち取って、毎日毎日苦しみの中で暮らす140人もの犠牲になった仲間たちを 私たちが守らなければならない」と強調した。

続いてキム・ジュンナム委員長は「10月20日に開かれる総会闘争では、5万以上 の組合員が共に集まって歴史を変える」とし「また民主労総の6月、8月ゼネスト に今、われわれの隊伍が集まり、社会的責務を受け止めなければならない」と 声を高めた。

民主労総のキム・ヨンフン委員長も「2年前、この場で民主労総が公務員労組を 守るという約束を守るために参加した」と述べ「共に今年を公務員労組合法化 の元年にしよう」と明らかにした。

労組は10月20日、△賃上げ争奪、△大学生子弟学資金争奪、△犠牲者原職復帰 争奪、△設立申告争奪、△政治、表現の自由争奪を掲げて全組合員総会闘争に 突入する予定だ。全組合員上京総会により、実質的な対政府交渉力を強化して 138人の犠牲者原職復帰を含む要求議題を貫徹するという趣旨だ。

特に労組は、組合員の総会を成功させ、対政府賃金交渉を成功させる方針だ。 現在、公務員の報酬は、民間100人以上の事業場の77.1%に過ぎない。公務員の 報酬が全国民の賃金を決める重要な要素として作用するだけに、労組は公務員 の賃金の現実化で社会的賃金水準を上昇させる計画だ。

労組はそのために決意大会に先立ち、5月14日から6月16日までの5週間、全本部 と支部を対象に『1020総会闘争勝利』のための全国現場巡回を行った。また、 6月18日には公共運輸労組連盟と共に共同闘争に突入する予定だ。労組は、18日 から国会前の座り込み闘争とキャンドル集会闘争、国会議員との面談などによる 法制化圧迫闘争を民主労総警告ストライキ日の6月28日まで続ける計画だ。

原文(チャムセサン)

翻訳/文責:安田(ゆ)
著作物の利用は、原著作物の規定により情報共有ライセンスバージョン2:営利利用不可仮訳 )に従います。


Created byStaff. Created on 2012-06-16 19:27:26 / Last modified on 2012-06-16 19:27:30 Copyright: Default

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