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韓国:ソウル・メトロ清掃労働者、雇用継承妥結
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ソウル・メトロ清掃労働者、雇用継承妥結

7日から業務復帰...「ソウル市がソウル・メトロに雇用継承を勧告」

ソン・ジフン記者 2012.06.06 17:45

用役業者新規入札で58人の雇用継承が行われず、ストライキに入ったソウル・ メトロの夜間清掃美化労働者の雇用継承が合意した。

民主労総女性連盟のイ・チャンベ委員長は、6月5日の遅くまで続いたソウル・ メトロ側との交渉で、58人全員の雇用継承を約束させたと明らかにした。ソウル・ メトロ夜間清掃美化労働者はストライキを中断し、7日午後から正常勤務に入る。

ストライキと座り込みの成果は、座り込みに入った4日から現れた。交渉で一部 の用役業者が32人の雇用を継承することに合意したのだ。しかし他の用役企業 がソウル市とソウル・メトロの雇用費予算増額がない限り、雇用継承はできな いという立場を固守した。

ソウル市とソウル・メトロ関係者、民主労総女性連盟は交渉を通じ、全員雇用 継承に合意したが、雇用継承に必要な予算をどこが保全するかについての合意 は形成されず、交渉が難航していた。5日午後に3主体がすべて集まった場で、 長時間の交渉を行い、ソウル・メトロが予算を増額、雇用継承を保障すること で合意したと知らされた。

当初、ソウル市は公共部門非正規職の雇用改善を政策的に推進し、公共部門 非正規職の正規職化を進めている。イ・チャンベ女性連盟委員長は「ソウル市 がソウル・メトロに雇用継承を勧告した」と明らかにした。

ストライキを中断して現場に復帰した133人のソウル・メトロ夜間清掃美化労働者 は、ストライキ前と同じ勤務条件で働くことになる。

一方、女性連盟は今回の闘争の主要スローガンとしたソウル市の直接雇用保障 に関しては、8月末のソウル市の政策立場発表を待つという立場だ。現在ソウル 市は委託研究で間接雇用を減らし、直接雇用を拡大する政策を研究しており、 研究の結果は8月末に発表される予定だ。

原文(チャムセサン)

翻訳/文責:安田(ゆ)
著作物の利用は、原著作物の規定により情報共有ライセンスバージョン2:営利利用不可仮訳 )に従います。


Created byStaff. Created on 2012-06-07 01:34:18 / Last modified on 2012-06-07 01:36:04 Copyright: Default

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