本文の先頭へ
韓国:全北バス労働者、民主党全北道党を無期限占拠
Home 検索

全北バス労働者、民主党全北道党を無期限占拠

「民主党の責任ある当事者が出てきて約束するまで座り込みを解かない」

ムン・ジュヒョン チャムソリ記者 2012.05.02 22:21

全北バス闘争本部に所属する全北高速、全州市内バス5社労組の闘争指導部が 「湖南政府与党民主党のバス事態解決要求および道党委員長面談」を要求し、 5月2日の16時30分頃、民主党全北道党社を占拠して座り込みに入った。

全北バス闘争本部は「民主党中央党と全北道党キム・チュンジン委員長を含む 責任者が直接きて、全北バス問題解決を約束するまで占拠を続ける」と、占拠 座り込みが事実上無期限だと強調した。

[出処:チャムソリ]

民主バス本部全北支部のキム・ヒョンチョル主席副支部長は「4月にチョン・セ ギュン民主党議員は、当選すれば全北高速問題を解決すると約束した」とし、 「1次全面ストの時も鄭東泳(チョン・ドンヨン)議員など、民主党は全北バスの 問題解決を労働者に約束した。しかし何度も約束を乱発するだけで、果たして 彼らが努力しているのか疑がわしい」と民主党全北道党事務所を占拠した理由 を説明した。

続いて「現在、全州市議会、全北道議会所属議員の多くが民主党」とし「市民 を代弁する機構である議会で、使用者側のバス中断事態が社会問題になってい る状況で、全く役割を果たせていない」と指摘した。

キム副支部長は、「使用者側の職場閉鎖で運行が中断した状況で、なぜ事業権 回収などの積極的な対策を取らないのかわからない」とし「今年のバス中断の 事態は、明らかに労働者のストライキが原因ではなく、使用者側の全面的職場 閉鎖、つまり使用者側のストライキが原因だ。しかし民主党と言論は、まるで 労働者が悪いと考えているようで、民主党に抗議と謝罪、そして私たちの要求 をするために占拠を始めた」と説明した。

民主党全北道党関係者は「現在キム・チュンジン議員をはじめ中央党に連絡を 取っている」とし「事実、選挙期間に責任ある役割を果たせなかったのは事実」 とし「最近、全北大衆交通改善特別委を構成し、ストライキ関係者との懇談会 などで、問題解決に努力する」と民主党の対策を伝えた。

民主党全北道党によれば『全北大衆交通改善特別委』は、全州市を地方区とする キム・ソンジュ当選者、イ・サンジク当選者、キム・ユンドク当選者を含む 全州市、全北道議会の議員で構成される。この特別委は、来週から民主労総、 バス事業主などと会い、懇談会などを開く予定だ。

これに対してキム・ヒョンチョル副支部長は「昨年も特別委はあった。しかし 特別委で何が改善されたか」とし「民主党全北道党の特別委構成は、事実上、 有名無実だ。運行しない事業主から事業権を剥奪すべきだ。そして昨年に、わ れわれは無労働・無賃金でストライキをした。だが市庁補助金は賃金の性格が 強いのに、全額支給された。全額返還すべき」と民主党はもっと積極的な対策 を取るよう指摘した。

[出処:チャムソリ]

一方、全北バス闘争本部は、「長い断食をしても全北バスの問題が解決せず、 組合員はさらに怒っている」として「バス事業主が悪質資本家であることが 証明された。人が死んでも責任を取らない姿勢がまさにその証明だ。攻撃的 職場閉鎖をして、まるで私たちに争議行為を中断しろというのは民主労組を 破壊する策略だ」とバス事業主に遺憾を表明した。

続いて「キム・ワンジュ道知事もナム・サンフン分会長を降ろそうとするので はなく、ナム・サンフン支部長が断食を始める前に積極的に解決しようとする 努力を見せるべきだった」と全北道にも惜しみを表現した。

原文(チャムセサン)

翻訳/文責:安田(ゆ)
著作物の利用は、原著作物の規定により情報共有ライセンスバージョン2:営利利用不可仮訳 )に従います。


Created byStaff. Created on 2012-05-03 08:17:17 / Last modified on 2012-05-03 08:17:29 Copyright: Default

関連記事キーワード



世界のニュース | 韓国のニュース | 上の階層へ
このページの先頭に戻る

レイバーネット日本 / このサイトに関する連絡は <staff@labornetjp.org> 宛にお願いします。 サイトの記事利用について