SBS、CBS労組、報道機関全面スト支持...ドレスコードは『ブラック』

海外からも続々と支持書簡が到着...言論ストに力

3月23日、SBSニュースが黒い服を着る。SBS記者会は3月23日に開かれる言論労組 の『言論掌握MB審判総決起大会』に合わせ、メインニュースのSBS 8ニュースの アンカーと記者が黒い服を着て、現在ストライキをしているMBC KBS YTNなどの 労組に連帯の意を示すことにした。

これにより23日のSBS 8ニュースの進行者、パク・ソンヨン、キム・ソンジュン アンカーは、黒いスーツを着てニュースを進める。記者も黒い服を着てニュースを 伝える。

▲2008年のSBSのブラック闘争［出処:SBS 8ニュース キャプチャー画面］

アンカーと記者が黒い服を着るいわゆる『ブラック闘争』は、初めてではない。 2008年にYTNの解職事態が発生した時も、黒い服を着てニュースを放送した。 SBS労組は「現在、言論の自由が停滞していることを視聴者に知らせる義務がある。 今の報道機関の全面ストが続く状況が残念であると表現する」と明らかにした。

SBS労組は総決起大会にも積極的に参加する。23日に労組代議員大会を招集して 決起大会に集中する方針だ。SBS労組は「他社より人員が少なく、休業の組合員 がほとんどいないので多くの参加は難しいが、できるだけ参加するよう促している」 と伝えた。

CBS労組も報道機関の全面ストライキに支持の意を送ることにした。CBS労組は 23日の時事番組で、報道機関全面ストを集中的に扱う。報道機関全面ストへの 集中的な報道も続く。いわゆる『報道闘争』だ。CBS労組は『キム・ヒョンジョン のニュースショー』と『時事ジョッキー、チョン・グァニョンです』、『キム・ ミファの皆さん』などの時事番組で、報道機関全面ストに関するオープニングと クロージング・コメント、言論労組関係者インタビューなどを放送することにした。 記者もニュースのクロージング・コメントで、報道機関全面ストへの支持を表明 するかどうかを議論している。CBS労組は23日の総決起大会に70人ほどの労組員を 動員する計画だ。

MBC記者会の製作拒否を基点に始まった報道機関の全面ストライキは、KBS、 YTN、聯合ニュースの全面ストライキへと連日勢力を強め、政権の言論政策糾弾 闘争に拡張している。各界の市民社会団体をはじめ、海外の『国境のない記者会』 も支持の立場を送ってきた。22日には英国とナイジェリア、フランスなどからも 言論労組宛にストライキ支持声明が到着した。SBSの『ブラック闘争』とCBSの 『報道闘争』が現在の局面にどんな影響を与えるか、帰趨が注目されている。

原文(チャムセサン)

翻訳/文責:安田(ゆ)
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