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韓国:現代-起亜車支部が共同闘争を本格宣言
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現代-起亜車支部が共同闘争を本格宣言

5日に共同闘争本部発足…3大共同要求を公表

カン・ジョンジュ(金属労組) 2012.03.05 19:50

現代車支部と起亜車支部が今年共同闘争を繰り広げると公式に宣言した。二つの 支部は3月5日、起亜車の所下里工場で共同記者会見を開き『現代車支部-起亜車支部 共同闘争本部』の発足を知らせた。彼らはこの日、現代起亜車グループに提示する 3つの共同要求案も明らかにした。

▲3月5日起亜車支部ソハ工場で開かれた「起亜-現代車支部共同闘争本部」発足式でムン・ヨンムン現代車支部長とペ・ジェジョン起亜車支部長(写真左)が民衆儀礼をしている。[出処:シン・ドンジュン金属労組]

この日、二つの支部は、△昼間連続2交代制実施、△非正規職正規職化、△財閥 の社会的責務の履行の3大共同要求を発表した。昼間連続2交代制に関連しては、 二つの支部は、△2012年内深夜労働撤廃および交代制変更実施、△総雇用保障、 雇用創出、労働強化なく、生活賃金を保障する昼間連続2交代制実施、△実労働 時間短縮、△月給制実施の、2月27日の労組代議員大会で糸口をつかんだ金属労組 自動車業種要求をそのまま提示した。

▲3月5日起亜車支部ソハ工場で開かれた「起亜-現代車支部共同闘争本部」発足式で起亜車支部常任執行委員と現代車支部常任執行委員が民衆儀礼をしている。[出処:シン・ドンジュン金属労組]

非正規職正規職化共同要求について、二つの支部は、△2012年以内に社内下請 の正規職化、△不法派遣工程の正規職化、△非正規職差別解消のための基金の 造成、△新規採用時は非正規職を優先採用することを公表した。この日二つの 支部は、社会貢献基金と元下請不公正取引の根絶を要求し、現代起亜車グループ の社会的責任を強化しろと声を高めた。

▲3月5日起亜車支部ソハ工場で開かれた「起亜-現代車支部共同闘争本部」発足記者会見でムン・ヨンムン現代車支部長とペ・ジェジョン起亜車支部長が記者の質問に答えている。[出処:シン・ドンジュン金属労組]

二つの支部は、こうした共同要求案に基づき今年の共同交渉と共同闘争を行う 計画だ。ムン・ヨンムン現代車支部長は「私たちが要求する共同の要求を現代 起亜車グループが拒否する理由は一つもなく、鄭夢九会長は決断しろ」とし、 「組合員の要求を貫徹するために総力闘争も排除しない」と決意を表明した。 ペ・ジェジョン起亜車支部長は「二つの支部の共同闘争は、15万金属労組全体 と全国の労働者が共にする導火線」とし「内容が充実すれば金属労組中心の6月 末・7月初の強力な闘争に発展するだろう」と強調した。

▲3月5日起亜現代車支部常任執行委員共同修練会と起亜-現代車支部共同闘争本部発足式を終えて起亜車ソハ工場に向かう現代車支部常執に、起亜車支部の常執が闘争スローガンで別れのあいさつをしている。[出処:シン・ドンジュン金属労組]

この日の共同闘争本部の発足に先立ち、二つの支部は昨年11月から昼間連続 2 交代制と非正規職正規職化、発ガン物質根絶などの懸案を解決するための記者 会見などを行い、共同の動きをとってきた。続いて二つの支部は共同闘争本部 の構成に合意し、2月に二回の準備会議を行い、共同要求を作ってきた。 (提携=金属労働者)

原文(チャムセサン)

翻訳/文責:安田(ゆ)
著作物の利用は、原著作物の規定により情報共有ライセンスバージョン2:営利利用不可仮訳 )に従います。


Created byStaff. Created on 2012-03-06 22:26:57 / Last modified on 2012-03-06 22:27:10 Copyright: Default

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