『労組破壊コンサルティング』、清州交差路がストライキに突入

労組破壊の試みが明らかになった使用者側、態度変わらず

公共運輸労組清州交差路支会は11月1日12時、清州交差路の前でストライキ出征式 を開き、ストライキ突入を宣布した。

［出処:メディア忠清］

民主労総のキム・ソンミン忠北地域本部長は「創造コンサルティング亜流労務 法人を雇って仕組んだ労組破壊のシナリオが天下に公開された。清州交差路を 人権が生きた労働の現場に変える」と励ました。

イ・ヒョンソク清州交差路支会長は「一日に800本ほどのボックス広告と2万本 のベタ広告が掲載される。清州市民に被害が及ぶことを恐れてストライキは考 えもしなかったが、使用者側がここまで来させた。23年ぶりに明日初めて発行 が中断する」と伝えた。

ユン・キウク大学労組チュソン大学支部長は「2006年交差路と共に闘争したが、 残念なことに2年もたたずに労組がこわれ、執行部が解雇された」とし「その時、 労組を守れず残念で申し訳なかった。今度はどんな困難があっても必ず守る」 と明らかにした。

ソン・スヨン清州交差路副支会長は「清州交差路のモットーは、『働きやすい 職場』だが、社長の覚えがいい人だけの良い職場だ。社長は言うことを聞かない 人には辞めろという。皆が働きやすい職場を作る」と伝えた。

［出処:メディア忠清］

清州交差路は5月に労組を設立したが、使用者側の懈怠でまだ交渉が進んでいない。 組合員2人が解雇され、事業場にCCTV設置、服装規制、非組合員だけに手当てを 支給するなどの労組弾圧が行われた。

この渦中で労組破壊コンサルティングを受けた事実もあらわれた。言論に報道 された労組破壊コンサルティングの内容には、労働部に対しロビーを行った 情況もあり、波紋が拡散している。

清州交差路支会は労組破壊の試みに対する謝罪と誠実交渉、解雇者復職などを 要求している。だが使用者側代表は10月31日の調停会議にも参加しないなど、 交渉を回避している。(記事提携=メディア忠清)

原文(チャムセサン)

翻訳/文責:安田(ゆ)
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