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「すべての社内下請を正規職に転換しろ」

現代車高空籠城3日目、労働団体「鄭夢九会長拘束」を要求

ソン・ジフン記者 2012.10.19 12:42

10月17日、二人の非正規職労働者が現代自動車蔚山第3工場前の送電塔に上がっ た。現代自動車蔚山工場を解雇された非正規職のチェ・ビョンスン氏と現代車 非正規職支会チョン・ウイボン事務局長だ。大法院は、チェ・ビョンスン氏が 提起した訴訟で「製造業社内下請は不法派遣なので正規職」と判決した。だが 現代車はチェ氏をはじめ社内下請労働者を正規職に転換していない。

『非正規職のない世の中作りネットワーク』をはじめとする労働・社会団体は 10月19日、ソウル市良才洞の現代自動車社屋の前で記者会見を行って、鄭夢九 (チョン・モング)現代自動車会長拘束とすべての社内下請労働者正規職転換を 要求した。

団体は「現代車は10年以上、不法派遣で搾取した1万人もの社内下請労働者のうち、 大法院、高等法院、労働委員会で不当解雇判決を受けた労働者をたった一人も 正規職に転換しなかった」とし、現代車の不法行為を糾弾した。

イ・ホドン『変革的現場実践と労働者階級政党建設のための推進する会』共同 招集権者は「地方労働委員会、中央労働委員会、大法院ですべて勝訴したが、 結局復職できないチェ・ビョンスン氏が、最後の手段として送電塔での闘争を するしかなかった」とし「現代車の態度は韓国の資本権力がいかに巨大なのか を見せる」と話した

ホ・ヨング左派労働者の会代表は、現代車正規職労働者たちの連帯を訴えた。 ホ・ヨング代表は「賃金団体交渉の後も非正規職問題解決には何の進展もない」 とし「現代車正規職労働者が非正規職問題を自分の問題と認識し、連帯する闘 争が必要だ」と主張した。彼は続いて「民主労総が全国的規模の闘争を組織し 連帯を作らなければならない」と民主労総の役割を注文した。

チェ・イルベ『整理解雇、非正規職、労組弾圧のない世の中に向かう闘争事業 場共同闘争団』団長は「正規職労働者だった時は非正規職問題に関心を持たな かったが、解雇されて8年の時間が過ぎ、非正規職と不安定労働の苦痛を骨に凍 みるほど感じた」と述懐した。彼は「断食と高空籠城が日常的な闘争になる時代 になった」とし「正規職と非正規職の区分なく連帯する闘争が必要だ」と主張した。

一方、団体は10月27日、鄭夢九(チョン・モング)会長拘束と社内下請労働者の 正規職転換を要求する10万キャンドルデモ行進を準備している。

原文(チャムセサン)

翻訳/文責:安田(ゆ)
著作物の利用は、原著作物の規定により情報共有ライセンスバージョン2:営利利用不可仮訳 )に従います。


Created byStaff. Created on 2012-10-20 04:05:23 / Last modified on 2012-10-20 04:05:24 Copyright: Default

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