［6信］4次希望バス「希望バス企画団長は李明博と趙南鎬だ」

［29日10:00］仁王山登山成功..「整理解雇撤回・非正規職撤廃だけが希望バス止められる」

独立門広場で夜を過ごした4次希望バス参加者は午前、仁王山(インワンサン)に 登るために午前7時頃、ムアクチェ駅に出た。

しかし4次希望バス参加者の登山を山上デモと規定した警察は、仁王山に通じる あちこちを封鎖し、参加者と登山客に怨まれた。

特に仁王山道は、アパートの内も封鎖し、午前中の地域バスの通行も止めた。 公権力の出入統制で地域バス12番、13番も入れなかった。

一方、明け方から仁王山登山を試みた一部の参加者は、警察の監視を避けて、 8時頃に仁王山頂上に達し、『整理解雇撤回』と書かれた横断幕を広げることに 成功した。しかしこれを目撃した警察がすぐ鎮圧し、約2分間、横断幕を広げて 終わった。

▲仁王山に上がったサンボンキャンドル実践団［出処:サンボンキャンドル実践団］

別の登山チームのサンボンキャンドル実践団は、他のルートから仁王山に登り、 30分程度いた。彼らは今回の登山を青瓦台ハイキックと表現し「仁王山に向か うとき、時々警察に止められて挫折感を感じたが、進入路を探して頂上に登る ことのに成功した」とし「仁王山の頂上は本当に美しかった。キム・ジンスク 指導委員の闘争と同じぐらい美しく、指導委員と韓進労働者と共に来られれば もっと良かった」と所感を伝えた。

彼らは青瓦台の屋根が見える頂上から「キャンドルの力で人間解放」、「キム・ ジンスクさん愛してます。がんばってください」等の言葉を李明博大統領が聞 こえるように大声で叫んだ。

▲仁王山の反対側、安山の頂上で広げた整理解雇撤回の横断幕

そして仁王山近くの安山でも『整理解雇撤回』と書かれた横断幕が広げられた。 ここは公権力の封鎖が避けられ、独立門広場からも見え、多くの参加者の拍手 を受けた。

4次希望バスは、今後予定されたスケジュールを続ける計画だ。10時まで休息し た後、清雲洞に移動して請願を提出する予定だ。

この日、仁王山の出入統制について4次希望バス準備チームは、「いくら李明博 政権がレイムダックだといってもやり過ぎではないか」とし「公権力の出入統制 は、根拠のない不法」と話した。

続いて「警察のこうした弾圧が、希望バス参加者をむしろ増やす形になる」と し「市民の不便を招いた警察の行動に深刻な遺憾を表わす」と伝えた。

また4次希望バスは、「李明博政権とハンナラ党は韓国の社会で最も苦しむ問題 を放棄している」とし「920万非正規職と400万の最低賃金の労働者の人生を助 けられないのは、李明博政権の問題」と指摘した。そして「非正規職のない世 の中を語ることが、なぜアカなのか」と反問した。

4次希望バスは、これから公式スケジュールを続ける予定だ。そして記者懇談会 で4次希望バスの準備チームは、企画団長は李明博と趙南鎬だと述べ、「もう 希望バスが見たくなければ、企画団長の李明博と趙南鎬が整理解雇撤回などの 方針を明らかにしなければならない」と話した。

第1信と第2信

第3信から第5信

原文(チャムセサン)

翻訳/文責:安田(ゆ)
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