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韓国:『希望ハンスト』スタート...「1000人ハンストに拡大する」
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『希望ハンスト』スタート...「1000人ハンストに拡大する」

キム・ヨンフンなど、ソウルの大漢門前で無期限ハンストに突入

ユン・ジヨン記者 2011.07.13 16:04

民主労総のキム・ヨンフン委員長をはじめ、ユソン企業、韓進重工業労働者と 市民社会団体の人々が『希望ハンスト』に突入した。

民主労総は7月13日午後2時、市庁大漢門前で記者会見をして、キム・ヨンフン 委員長のハンストおよび1000人同調ハンスト座り込み突入を宣布した。彼らは、 △韓進重工業聴聞会開催、チョ・ナモ会長処罰、整理解雇撤回、△全教組公務員 政治弾圧中断、政治資金法改正、△ユソン企業職場閉鎖撤回、国民年金公団 団体協約解止撤回、労組破壊中断を要求し、無期限のハンストに突入する方針だ。

キム・ヨンフン委員長はハンスト突入の前、「社会を金が中心から人を中心に 変え、勝者が一人占めする無限競争ではなく『一緒に暮らそう』という社会的 連帯を実現するために、今から無期限ハンストに突入する」と明らかにした。

続いてキム委員長は、「韓進重工業の問題解決なく民主労組死守は語れない。 教師、公務員労働者への政治弾圧の粉砕のない進歩政治大統合は虚構」とし、 「絶望の社会で挫折して苦しむ民衆と共に、民主労総が闘おう」と訴えた。

キム・ヨンフン委員長以外にも、韓進重工業とユソン企業労働者たちも『希望 ハンスト』に賛同する。韓進重工業キム・ビョンチョル組合員は「使用者側は キム・ジンスク指導委員に対する社会的な耳目を恐れつつも、目的を達成する ために整理解雇方針を撤回していない」とし「韓進重工業労働者は、非常対策 委員会を中心として今後の闘争を力強く展開していく」と明らかにした。

ユソン企業のイ・ジョンフン非常対策委員長も、「労組はストライキを解いて 業務に復帰すると言っているが、使用者側は真正性がないとし、かえって業務 の復帰を拒否している」とし「組合員全員が一括復帰するまで熱心に闘争する」 と明らかにした。

全教組と公務員労組への政治弾圧と、公共部門労組への弾圧を糾弾する発言も 続いた。15日間ハンストを続けているチャン・ソグン全教組委員長は「検察が 明日、教師1500人、公務員400人、計1900人もの教師、公務員を起訴する予定」 とし「労組の無力化と進歩政党統合にちょっかいを出すMB政権の下手人の政治 検察は今すぐ全教組、公務員弾圧を中断しなければならない」と声を高めた。

公共運輸労組のヒョン・ジョンヒ首席副委員長も「社会連帯年金支部をはじめ、 公共部門労働者への弾圧が深刻になる状況で、公共部門の労働者はこのような 弾圧に屈することなく下半期の総力闘争と来年の全面ストライキ闘争を決意し、 戦い抜く」と明らかにした。

民主労総は『希望ハンスト』を労組をはじめ、政党および社会運動団体のリレー 連帯ハンストに拡散させる計画で、毎日午後7時、座込場にてキャンドル集会を 開く。また、ハンストへの突入と同時に民主労総は13日、ソウルと忠北、牙山 など全国各地で同時多発集会闘争を行う予定だ。また、16日にもユソン企業と 韓進重工業問題を中心として全国で地域別集会を開き、23日にはソウルで全国 集中の決意大会を開催する方針だ。

一方、進歩新党のノ・フェチャン、シム・サンジョン常任顧問も13日の午前、 大漢門前でハンストに突入した。進歩新党の趙承洙(チョ・スンス)代表は、 「キム・ジンスク指導委員と韓進重工業労働者を救うために、進歩新党も民主 労総と共に総力闘争を展開する」と明らかにした。

原文(チャムセサン)

翻訳/文責:安田(ゆ)
著作物の利用は、原著作物の規定により情報共有ライセンスバージョン2:営利利用不可仮訳 )に従います。


Created byStaff. Created on 2011-07-14 04:53:52 / Last modified on 2011-07-14 04:53:54 Copyright: Default

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