韓国:現代車で詰まったユソン企業昼間連続2交代制 | |
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現代車で詰まったユソン企業昼間連続2交代制会社、職場閉鎖維持-交渉中断... 現代車労使が妥結後に交渉再開議論?
チョン・ジェウン記者 2011.05.25 16:00
ユソン企業に警察力が投入され、金属労組所属のユソン支会(以下支会)組合員 が強制的に工場の外に追い出され、会社側は昨日の夜から一部の部品を生産し 始めた。 ユソン企業牙山工場の役員は〈メディア忠清〉とのインタビューで「全体を稼動 できずにいるが、管理者が一部のラインを再開した」と伝えた。これにより生産に 支障をきたしていた現代起亜車などの完成車も今日の午後から操業を再開する動きだ。 ▲使用者側と雇用された用役業者の職員は、組合員の工場出入を徹底的に統制し、生産のために関連車両だけを入れた。 生産支障の責任は誰に会社『ライン正常化』だけを繰返すこの役員は、職場閉鎖で『工場ライン正常化』までは、支会組合員の工場出入 を統制し続けると明らかにした。支会の組合員が工場に入れば「作業を妨害し たり、また工場を占拠するかも知れない」と予想し、出入を統制ているのだ。 実際、連行の後に続々と解放され、牙山警察署の前に集まっていた組合員は 午前中に工場の前に行ったが、戦闘警察と用役に阻止され道端に座り込んだ。 組合員たちは、稼動している工場のラインの間にばらばらと分かれ、工場の中 に個人の所持品を持ってきたが、この過程でも用役-使用者側と組合員の摩擦は 続いた。正門を塞ぐ用役たちは、先に組合員に「職場閉鎖の期間なので工場に 入れない」と宣伝し、組合員たちは「組合員が労組の事務室にも入れないのか? 用役は職員でも組合員でもないのだから、どけ」と声を高めた。 支会は会社側が職場閉鎖をしてむしろ作業を妨害し、労組による工場占拠闘争 を誘発したと対抗した。中央労働委員会から支会は『調整中止』の決定を受け、 ストライキの合法性を獲得、昼間組2時間部分ストしかしなかったのに、会社側は すぐ組合員に対してのみ職場閉鎖をして事態を悪化させたという。 さらに、不法な『攻撃的職場閉鎖』の問題について釈明もなく会社側は用役を 投入し、組合員13人が重軽傷を負った偽装車ひき逃げ事件が起き、『労組破壊 シナリオ』が発見されて組合員の怒りは沸き上がった。 だが会社側は〈メディア忠清〉とのインタビューで「支会が工場を占拠したこ とで生産に支障が出た。はやく工場を復旧しなければならない。ラインを連結 する時間も足りない」とだけ言及した。 また、会社側は、現在も生産に支障をきたしているとし、工場では管理者だけ がラインを動かしていると強調し、今後代替人材が投入されることを示唆した。 これに関連して、支会の関係者は「使用者側は用役業者の職員に作業服を着せ、 会社内部で警備に立たせている。系列会社の管理者をかき集めているという情 報も入手した。ユソンは、経験者でなければ機械を動かせない構造だ」と話した。 ▲作業服を着た人々を乗せた観光バス一台が午後12時頃工場内に入った。 「現代車労使妥結後、昼間連続2交代制を議論」完成車-部品社の蜜月関係はどこまで労使関係がこれほどまで回復不可能な状況になったにもかかわらず、ユソン企業 使用者側は『今後の交渉計画はない』と明らかにした。 現代車労使の昼間連続2交代制妥結の結果を念頭に置いて、交渉を再開するので はないかというメディア忠清の質問に、会社側は「これ以上は答えられない」 と回避した。交渉内容の部分も答を拒否した。 支会によれば、警察力が投入される前、会社側は労使交渉で、△占拠座り込みを 解除した後、職場閉鎖を撤回する、△会社が選定した人員の懲戒受け入れのほか、 昼間連続2交代制交渉について、現代車労使が妥結した後に議論することを要求した。 当時の支会の要求事項は、△職場閉鎖撤回と組合員同時復帰、△昼間連続2交代制 交渉の即刻再開だ。そのため懲戒者の問題などもあるが、核心的には昼間連続 2交代制交渉の再開を会社側が受け入れないため、労使関係は破局をむかえた。 今年から具体的な施行計画を議論することになっていたユソン企業の労使合意 事項、昼間連続2交代制および月給制施行は事実上、現代車の圧迫で詰まった。 支会が暴露した『労組破壊シナリオ』にもあるように、ユソン企業と現代車の 使用者側は、すでに蜜月関係になっている。幽霊のように噂が流れていた完成車の 部品メーカーへの介入が、会社の経営問題から部品社の労組活動への介入まで 深々と続いている点が一部あらわれた。 特にユソン企業の部品(ピストンリング)が現代起亜車の核心部品であり、物量 が二元化していないため、労組の工場占拠はユソン企業や現代・起亜車の利益 の追求に相当な圧迫を与えることになる。現代車が合意する前に部品メーカー のうち、トウォン精工(株)に続いてユソン企業で昼間連続2交代制に合意すれば、 同じように使用者側には圧迫になる。特に民主労組の歴史が深いユソン企業労組 だという点も、労使の力比べでは無視できない。 支会の関係者は「会社は昼間連続2交代制について11回の交渉の間、一度も提案を 出さなかったが、一度も現代車という単語には言及しなかった」とし、「結局、 昼間連続2交代制の労使合意事項をひっくり返し、支会の現場権力を無力化する ために、会社側と現代車が共謀した。だからストライキ一週間で無理に警察力まで 投入された」と話した。 現代車の労使は現在、昼間連続2交代制に関して『勤務形態変更推進委員会』を 構成し、具体的な計画を論議しているが、なかなか進んでいない。 一方、会社側の関係者は今後、言論の取材にも「生産復旧に支障」を与えかね ないという理由で、選別や水位調節すると伝えた。(記事提携=メディア忠清) 翻訳/文責:安田(ゆ)
Created byStaff. Created on 2011-05-26 04:23:35 / Last modified on 2011-05-26 04:23:42 Copyright: Default 世界のニュース | 韓国のニュース | 上の階層へ |