韓国:バス事業主が参加を拒否、大妥協霧散 | |
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民主労総、「事業主と結託した韓国労総の運行拒否は不法」バス事業主が参加を拒否、大妥協霧散
ムン・ジュヒョン記者 2011.04.22 18:25
今日10時に予定されていた『バスストライキ解決のための労使政大妥協』(大妥協)が 韓国労総の運行拒否とバス事業主の不参加で無期限延期になった。 韓国労総所属のバス組合員が運行を拒否し、午前の全州市内バス運行率が30%台 を下回った。これに圧迫を感じたバス事業主が交渉を拒否し、大妥協は開始も できずに終わったのだ。 韓国労総は「政界がバスストライキ問題に深く介入している。民主労総の暴力 行使が補助金中断につながり、韓国労総所属バス組合員の賃金が払われない 状況になった」とし「大妥協は民主労総の一方的な主張を聞き入れるだけ」と 運行拒否の理由を明らかにした。 「バスストライキの解決を妨害する韓国労総の運行拒否は明白な不法」バス闘争本部と民主労総全北本部、バス市民対策委はこの日の午前11時に記者 会見を行って、「韓国労総の不当な運行拒否により、労働者と市民が望むバス ストライキの解決がまた延ばされた」と明らかにした。 [出処:チャムソリ] 民主労総のチョン・グァンス全北本部長は、韓国労総の主張を細かく批判した。 「バス事業主が14日以内に賃金を支払わなければ賃金未払いだ。法的な手順で、 労働部に陳情をする問題」とし「韓国労総が労働組合なら、労働者の賃金を 得る手続きに従うべきだ」と批判した。 また、補助金中断で賃金が払われないという主張に「バス補助金はバス特別委 の調査とバス労働者の闘争で、一年約150億の補助金が無分別に支給されたとい う事実が明らかになった」とし「現在は補助金支給の透明性を確保して代案を 模索する時点なのに、補助金をくれといえば全州市民は怒る」と伝えた。 続いて、「労労対立という誤解を受けないようにずっと我慢したが、もう我慢 できない」と声を高めた。 バス市民対策委のある関係者は、「言論がこの問題を労労対立に追い込もうと しているが、韓国労総の運行拒否は名分もない明白な不法行為」と述べ、韓国 労総の行為は「法院も認めた民主労総の交渉権を不法と罵倒し、大妥協を妨害 する民主労組抹殺行為」と批判した。 バス闘争本部は、大妥協は失敗したが地方政府と地域の政界がバスストライキ の解決には中断なく努力することを要求し、彼らは「大妥協のために組合員が 要求する不法代替人材の実力阻止のような闘争は自制してきたが、今後は不法 代替人材阻止闘争に突入する」と明らかにした。 映画祭の前に解決するように言論も努力せよ一方、バス闘争本部は運行拒否事態と闘争計画についての記者らの質問に 対し、公正な報道を要請した。 バス闘争本部は「国際映画祭が始まる前にバスストライキが無事に解決するこ とを記者は望んでいないのか」とし「言論が本当にバスストライキ解決を望む のなら、全州市に映画祭前にバスストライキを解決しろという世論の声を強く 伝えなければならない」と話した。 続いて、「バス労働者の家族も入れれば2000人の生存権がかかっている問題だ。 暮らしが極限に追い詰められる状況でも、労働者はストライキの解決ない現場 復帰を拒否している。なぜバス労働者がストライキをするのか、その本質をはっ きり報道してほしい」と要求した。(記事提携=チャムソリ) 翻訳/文責:安田(ゆ)
Created byStaff. Created on 2011-04-24 12:43:37 / Last modified on 2011-04-24 12:43:38 Copyright: Default 世界のニュース | 韓国のニュース | 上の階層へ |