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韓国:現代車全州非正規職、また闘争開始
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現代車全州非正規職、「起き上り小法師」闘争始めた

現代車下請業者が大規模懲戒を断行

ムン・ジュヒョン記者 2011.10.28 18:20

雑草のような闘争と言うのか? キム・スヨン詩人の詩『草』のように、現代車 全州非正規職労働者の不法派遣に対する闘争を、時には踏みにじられても、 そんなことがあったのかというように、またアザだらけの体を大きく揺さぶって 道路で闘争を始める。

世の中は労働者を雑草のような存在と見るが、雑草こそ丈夫な生命を抱きしめ られる熱さを持っている。

現代車下請企業が、8月31日の工場進入闘争を口実に全州非正規職労働者を懲戒 した。計127人で、停職47人、減給52人の大規模な懲戒だ。5月には現代車下請 企業が14人を解雇した。今回の大規模懲戒には解雇はないが、懲戒水準は想像 を超える。

[出処:チャムソリ]

現代車非正規職、「下請業者は私たちを解雇する権限自体がない」

これに対し、現代車全州非正規職支会は不当懲戒として労働部に不当懲戒救済 申請および労働部宣伝戦などで、この問題を解決していく予定だ。

10月26日午前8時から、労働部全州支庁の前で1人デモをしていたある組合員は 「下請業者が私たちを懲戒したこと自体が本当におかしい」と、今回の懲戒は 履行できないと反応した。

このように、現代車非正規職労働者が理解できないと反応する理由は簡単だ。 まさに現代車の労働者だからだ。10月19日、現代車牙山非正規職支会が9業者 193人による『不当解雇および不当労働行為救済申請』で忠南地方労働委員会 は不法派遣を認め、不当な解雇と決定した。

この決定は、地方労働委員会でも『2年以上働けば現代車に雇用されたものとする』 という意を含み、全州工場でも非正規職労働者を下請業者が解雇する権限はない。

しかし、全州地方労働委員会は忠南地労委がこのような決定を行い、昨年の 最高裁判決で不法派遣が認められたのに、何の決定もしていない。全北地労委 のある関係者は、「現在、使用者側と労働側の答弁書などをやりとりし、調査 をしている。調査がいつ終われるか予測できないが、忠南地労委が調べた期間 程度は必要だろう」と話した。

[出処:チャムソリ]

現代車全州非正規支会は6月の初めに、下請業者から解雇された14人の組合員の 救済申請を出した。数回答弁書のやりとりをしている時、また今回の大規模な 懲戒を受けた。またこれに対する救済申請をしなければならない状況で根本的 な問題は解決されず、救済申請を繰り返すばかりではないかと憂慮されている。

現代車全州非正規支会は「地方労働委員会は、彼らの仕事をきちんとやればいい。 ところが全北地労委は忠南と蔚山が出てくれば決めるという立場のようで、残念」 とし「法院、地労委、労働部、すべてで不法派遣を決定してきたのに、これほど 長引かせる理由は何か」と、地労委の決定が長挽くことを残念がった。

こうした状況で、現代車全州非正規職支会は不当懲戒の判定が出るまで労働部 の前で1人デモをする予定だ。

▲差別される非正規職の悩みを労働委員会が聞き入れるか? 現代車非正規職労働者の目に一番先に入ってきたこの横断幕、7年前の不法派遣判定にもかかわらず、まだ不法派遣撤廃闘争をするこの労働者の頭の中は複雑だ。[出処:チャムソリ]

不法派遣判定から7年、相変らず非正規職
現代車の特別勤労監督が必要

2004年12月、労働部は現代車の9234の工程に対して不法派遣と判定した。それ から7年経った現在も、現代車の社内下請労働者たちは非正規職の生活を送り、 現代車工場の中で現代車を生産する労働者だが、現代車資本からその職員とは 認められずにいる。

しかし現代自動車の社内下請労働者が作る車は、現代自動車の名で売られている。

最近、現代自動車元請と下請業者の間での不法労使関係行為を生々しく記録し た手帳が公開された。この手帳は牙山工場下請業者の総務が各種の業務を記録 した手帳で、現代車協力支援チームが下請業者の社長に昨年12月のストライキ に関する対応を指示する内容が含まれていた。7月には蔚山で、現代車非正規職 労働者への大量懲戒を現代車が企画、指示して進めたという文書が発見された。 全州でも5月、元請管理者が流した自筆文書を入手し、公開した。

この自筆文書は現代車全州非正規紙労働者の懲戒決定文だった。

▲金属労組が入手、公開した現代車の不法派遣を証明する手帳[出処:メディア忠清]

このように、不法派遣判定が出てから7年間、現代車非正規職労働者は不法派遣 をなくすために努力したが、返ってくるのは解雇と懲戒だった。こうした状況 で、現代車全州非正規職支会のキム・ヒョチャン支会長は「労働部の特別管理 監督が必要な業者は、まさに現代車」とし、労働部の強い管理監督が必要だと いう立場だ。(記事提携=チャムソリ)

原文(チャムセサン)

翻訳/文責:安田(ゆ)
著作物の利用は、原著作物の規定により情報共有ライセンスバージョン2:営利利用不可仮訳 )に従います。


Created byStaff. Created on 2011-10-29 02:16:43 / Last modified on 2011-10-29 02:17:51 Copyright: Default


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