韓国:韓進重労働者「中労委は不当解雇を即刻審判しろ」 | |
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韓進重労働者「中労委は不当解雇を即刻審判しろ」中労委に留まり、交渉を回避する使用者側への強制を中労委に要求
ウ・ヨンヘ記者 2011.10.27 16:22
韓進重工業解雇者66人が二日間、中央労働委員会の一方的な和解勧告の決定に 反発し、公正な審判と交渉日程の確定を要求し、審判室に居座っているが、 会社側と中央労働委は無返答だと伝えられた。 ![]() キム・ジンスク指導委員の85号クレーン座り込みが295日間をむかえた10月27日、 韓進重解雇者たちは韓国産業人材公団内にある中央労働委員会の第3審判室で 夜を明かした。 彼らは韓進重整理解雇の不当性は明らかになったとし、中労委の『公正な審判』 を要求している。 中労委は10月26日午後2時、第3審判室で韓進重の『不当解雇』についての審理 会議を開いた。この日に開かれた中労委は、『不当解雇』の審判をするものと 予想されていたが、公益委員は最終陳述を聞いて韓進重の労使双方に『11月2日 までにさらに交渉を重ね、当日の午後6時までに報告しろ』とし、労使双方の意見 も聞かず一方的に審判を保留した。 ![]() こうした中労委の一方的な決定に対し、金属労組と韓進重解雇者は「中労委が 10月20日と21日の2日間に開かれた韓進重労使実務交渉が、李在鎔(イ・ジェヨン) 韓進重社長の一方的な退場で混乱していることを知りながら、現実性のない 『和解勧告』を投げただけで席を離れてしまった。これは職務遺棄だ」と中労委 の決定に反発し、審判室から離れずにいる。 韓進重の解雇者たちは「中労委の後、会社側に交渉の意思を聞いたが、無返答 だ」とし、「審判長はその言葉の責任を取り、交渉続行のための手段を講じ、 提示しろ」と要求している。 また彼らは「すでに韓進重整理解雇の不当性は、国会の聴聞会と国政監査で 如実に証明された。この事実は当時、聴聞会と国政監査を見ていた全国の市民 が知っている事実」とし、「それでも中労委が不当解雇審判を保留したのは、 立法府と市民の不当解雇撤回の要求を無視する処置」と批判した。 審判室に居座っている韓進重解雇者は、『公正な審判』と『不当解雇認定』を 要求し、『中労委が会社側のスピーカーではなく、労働者の解雇の悲しみを 和らげる機構でなければならない』と糾弾した。 ![]() 金属労組と韓進重の関係者は、中労委に『交渉続行のために中労委が動け』と いう立場を伝えた。現在、韓進重の労働者たちは、中労委第3審判室で中労委の 回答を待っているが、進展した回答がない状況だ。 金属労組関係者は「中労委に交渉を拒否している会社側を強制し、交渉の日程と 場所を決め、通知するよう要求した」と伝えた。 このように、韓進重会社側が交渉を拒否しているなかで、中労委の勧告事項には 法的拘束力がなく、その実効性もまた疑われている。また11月2日まで会社側が 交渉を拒否し、中労委の勧告の通りに和解できなければ、中労委はこれ以上、 判定を保留して先送りする名分は事実上なさそうだ。 一方、韓進重の解雇者の審判室滞留が長びき、韓国産業人材公団側は退去要請 を続けている。これについて韓進重の解雇者らは、中労委が文書の内容に対し て納得できる返答を聞くまでは出て行けないという立場を明らかにしている。 公団の正門前には警察兵力が配置されているが、まだ特に統制はされていない。 (記事提携=メディア忠清) 翻訳/文責:安田(ゆ)
Created byStaff. Created on 2011-10-28 02:28:57 / Last modified on 2011-10-28 02:29:00 Copyright: Default 世界のニュース | 韓国のニュース | 上の階層へ |