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韓国:警察の強制連行と現代車不当労働行為を糾弾する水曜集会
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「警察は公権力ではなく鄭夢九の私兵か」

警察の強制連行と現代車不当労働行為を糾弾する水曜集会

ヨン・ソンノク(現場記者) 2011.10.13 09:51

10月10日の朝、現代車非正規職支会組合員が工場への進入を試みた7人が連行さ れ「警察の強制連行と現代車の不当労働行為を糾弾」する水曜集会が12日の夜、 現代車蔚山工場本館正門前で開かれた。

現代車非正規職支会は、釜山地方雇用労働庁蔚山支庁が現代車蔚山工場代表に 発送した「解雇組合員の労働組合事務室出入関連指導」により正当な出入手続 きをとったが、警察は10日の朝、非正規職支会組合員を警備業務妨害で連行した。

支会の組合員と連帯団体会員など200人が集まり、進行役の現代車非正規職支会 非常対策委員会のイ・ドハン事務局長は、経過報告で「警察はイ・ウンファ非 対委員長を取り囲んで連行した。一般の組合員も無差別に連行した。現場出入 の要求は正当だが、現代グループはとぼけ続け、警察も私たちを妨害して正当 な現場出入を阻止した」と話した。集会には連行された7人は全員釈放され、 共に参加した。

民主労総蔚山本部のキム・ジュチョル本部長は連帯発言で「非正規職労働者に とって一番苦しい部分が暮らしの問題だ。失業給付も終わればさらに苦しい。 資本は現場から利益を創出するが、労働者には生存権がかかっている。現代車 非正規職支会の問題が民主労総が動く状況になったので、これは戦争の宣布だ。 問題は現代車が作った。現代車は正当な労組活動を保証しろ。さもなくば蔚山 でまた闘争の導火線に火が付く」とし「これから力をあわせ連帯する」と述べた。

蔚山進歩連帯のイム・サンホ代表は「一昨日の非正規職支会の知らせを聞いて 苦しかった。合法か不法かは別として、組合員が自分の職場に行こうとしてい る。警察は、公務執行にあたり公平でなければならない。使用者側の話だけを 聞くな。民衆の棒ではなく民衆のツエになるべきだ。ここにいる私たち皆は、 現代自動車がうまくいくように願う。どこの誰が自分の会社がダメになること を願うのか。現代車会社側は『社員を家族のように』の気持ちで支会に対しな ければならない」と話した。

進歩新党蔚山市党のイ・ヨンド労働委員長は「連行の知らせを聞いて、とても 腹が立った。警察には、連行の正当性は少しもない。これは公権力ではない。 鄭夢九の私兵だ。昨年8月に現代車代表の鄭夢九を告発して1年過ぎても、司法 処理されない。会社が原因提供をしたのに会社は放っておき、労働者だけ連行 するのはおかしい。ここに少ししか仲間が集まったいないと思わないで欲しい。 正規職が問題だの、誰の問題だのと人のせいにするのをやめよう。どんな決意 で、どういう姿勢でこの困難な状況を解決するかが重要だ」と強調した。

新しい進歩運動統合連帯のノ・オッキ氏は「盧武鉉政権の時、多くの大切なも のを得たが、労働関係はとても不十分だった。力がある進歩政党が必要だ。非 正規職悪法を解決して、解雇されても少なくとも暮らせる社会福祉になってい ない。力強い進歩政党を作り、こうした問題を解決できるようにする」と話した。

現代車非正規職支会のイ・ウンファ非対委員長は「秋の夜は寒いが熱い。会社 と警察の蛮行を思うと闘志が湧き、連帯に来た仲間たちを見ると胸が熱い」と 挨拶し「新聞で、ソウルのある清掃労働者が亡くなったが会社に何も損害賠償 請求ができなかったという。契約する時、もし死ねば会社に何の異議も提起し ないという覚書を書いたからだ。なぜ国が、思い切りこき使って『われわれに は責任はない。お前が死んでも私たちは責任ない』と言うのか、うんざりだ。 私たちの未来がそうなるのか心配だ。これまであまり動かず時間を浪費した。 今私たちが昨年のように蔚山を立て起こす」と意志を明らかにした。

連帯発言の途中、現代重工業社内下請のチョ・ソンウン副支会長の詩の朗読と、 蔚山地域歌グループの公演があった。最後に集会に参加した人々は風船を割っ て「私たちの心臓が動いている限り、必ず復讐する」と皆一緒に叫んだ。

この日の集会には、民主労総蔚山本部の組合員と進歩新党の党員、蔚山解雇者 協議会、現代車蔚山支部正規職組合員、蔚山進歩連帯、ソ・ヨンホ・ヤン・ボ ンス烈士精神継承事業会、北区非正規職センター、蔚山移住民センター、蔚山 労災追放運動連合などが参加し、釜山から駆け付けた人もいた。アンプ施設は 現代車支部第1工場の代議員が支援した。(記事提携=蔚山労働ニュース)

原文(チャムセサン)

翻訳/文責:安田(ゆ)
著作物の利用は、原著作物の規定により情報共有ライセンスバージョン2:営利利用不可仮訳 )に従います。


Created byStaff. Created on 2011-10-14 11:59:35 / Last modified on 2011-10-14 11:59:36 Copyright: Default

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