青瓦台に行こうとした韓進重組合員にズボンを脱げと言って検問

韓進整闘委、青瓦台噴水広場前のパフォーマンスを警察が阻止

9月28日、韓進重整理解雇撤回闘争委員会(韓進整闘委)の組合員が青瓦台の前の 噴水広場で、韓進重整理解雇国政調査実施を要求するパフォーマンスをしよう としたが、警察兵力に阻止された。

▲青瓦台前の噴水広場に入れず清雲洞住民センターの前で1人デモをする韓進整闘委所属組合員

韓進整闘委所属12人の労働者は、9月20日にソウルに上京し、国政調査の実施を 要求して21日から23日まで、ハンナラ党のホン・ジュンピョ代表自宅前で野宿 座り込みをした。26日にはホン・ジュンピョ議員と懇談会をしたが、ホン代表 からは国政調査実施の確答は受けられなかった。

ソウルに上京した組合員は、仁王山登頂パフォーマンスなどさまざまな活動で 国政調査実施の要求を知らせてきた。韓進整闘委によれば「この日は、12人の 組合員が個別に出発し、午後2時頃青瓦台前の噴水広場に集まり、国政調査実施 要求横断幕を広げるパフォーマンスをしようとした」と話した。

しかし警察の監視と検問により、組合員は噴水広場に着けなかった。噴水広場 に入る道は警察が守っていた。青瓦台前の噴水広場にも100人ほどの私服警察が 駐留していた。予定していたパフォーマンスができず、組合員1人が清雲洞住民 センターの前で国政調査実施を要求する横断幕を広げ、1人デモをした。

バスに乗って噴水広場に行こうとしたある組合員は「警察がバスに乗ってきて、 『どこからきたのか、どこに行くのか、カバンを見せろ』と検問し、韓進重の 組合員かと確認した」と話した。また他の組合員は「警察がTシャツとズボンも 脱げと要求して検問した」と話した。

ソウルに上京した韓進整闘委の組合員たちは、30日まで国政調査実施を要求し、 パフォーマンスをする予定だ。また別の韓進整闘委組合員は、27日に釜山地方 労働庁の国政監査が開かれた大邱地方労働庁の前で、韓進重に対する国政調査 の実施を要求した。

一方、27日に開かれた釜山労働庁局長の監査では、国会の聴聞会に参加して 「08年以後の受注実績がなく、整理解雇は避けられなかった」と述べた趙南鎬 (チョ・ナモ)会長の偽証疑惑が提起された。環境労働委所属の ハンナラ党ソン・ ボムギュ議員の「受注実績がないはずだが、防衛事業庁との契約で596億ウォン 規模の受注があったのは事実か」という質問に、チャン・ハイク釜山労働庁長 が「特殊船を受注したのは事実」と答えた。

原文(チャムセサン)

翻訳/文責:安田(ゆ)
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